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一人の感染者も出さずに支援活動を終えた”自衛隊式感染予防術”に学ぶ、対ウイルスのセルフディフェンス法

2020.07.21

感染拡大初期に注目されたダイヤモンド・プリンセス号には陸・海・空、各自衛隊から最大時1日約190名が派遣され、ひとりの感染者を出すことなく支援活動を終えた。その防疫法から学ぶべきことを紹介したい。

照井資規さん

有事医療ジャーナリスト
照井資規さん
元陸上自衛隊衛生科幹部。2012〜15年まで自衛隊衛生教育の教科書『救急法及び野外衛生』の編集に携わった。

照井さんの提言!

(1)反復訓練による〝超徹底〟こそ自衛隊流
(2)ウイルスの弱点、紫外線と湿度、風を味方につけよう
(3)正しい理解のもとに、的確な判断と対策を心がけよう

基本的な防疫方法を徹底し、行動することが大切

 自衛隊員は入隊時に〝一般守則〟、つまり基本的ルールとして、感染症予防の教育を受けます。自衛隊は集団で活動する組織ですから、その中にひとりでも感染者を出すとアウトブレークが発生して、任務遂行能力に支障を来すからです。

 有事に対する備えは「道具8割、段取り8分」と言われます。そこで防衛組織として、通常兵器に加えて感染力や殺傷力が強い生物兵器にも備えなければいけません。そのための装備と使用方法、対応知識や情報をプールしているのに加え、日頃からそれらの装備や知識、情報を正しく使い、防疫する訓練を積み重ねています。

 自然災害に対する派遣は、発生してから収束へと一方向に向かうため、対応は意外と簡単です。一方で、今回のような伝染病の場合、ウイルスは目に見えず、感染拡大の推移を読むことは難しいですが、他者の悪意が介在しない分、対処は容易でした。

 Dプリンセス号では延べ約2700人規模で活動したにもかかわらず、隊員のひとりひとりが、マスクや防護服の着脱方法、手洗いと消毒など、基本的な防疫体制を忠実かつ確実に守り、実行したことが、感染者をひとりも出さずに災害派遣活動を終えられた大きな理由です。

 また、自衛隊員の80%は、原則として駐屯地内に住むことが義務づけられ、23時消灯、6時起床という規則正しい生活をして、常にカラダを鍛えていることも免疫力の高さにつながっています。

〈マスク、3密回避、換気etc.ほかにもある〉
自衛隊から学んだ〝照井流〟感染予防のポイント

[POINT]6〜7月の買い物や外出は10:00〜15:00に

新型コロナは紫外線に弱いことが判明しています。Dプリンセス号の対応が2月の直射日光が強い12〜14時に行なわれたように、6〜7月の外出は10〜15時がいいでしょう。

[POINT]顔の穴の開いている部分をガードする

ほとんどの細菌やウイルスは、涙で不活性化されますが、新型コロナは死滅しない。マスクで鼻と口をガード、花粉症用のゴーグルなどで目を保護し、感染リスクを抑えましょう。

[POINT]物は「次亜塩素酸水」※1か「次亜塩素酸ナトリウム水」※2で消毒

アルコールはウイルスの膜を破壊するだけなので過信しすぎない。住居などの消毒には次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウム水を。ただし手指消毒や子供のいる空間での噴霧は避けます。

[POINT]心とカラダの一体化で免疫力アップ

在宅勤務で家から出ない生活ではストレスから免疫力が低下します。直射日光が出ている日中は外に出て、カラダに負荷をかける運動で血流をよくすると免疫機能が高まります。

[POINT]食事、持ち物は「個別」の意識を徹底

物を共用すると感染リスクが高くなります。持ち物は個別にし、手洗い後はペーパータオルで拭き取り、捨てること。食事も大皿を個人の箸で取るのではなく、個別に盛りつけを。

[POINT]湿度を60%程度に保つ

室内が乾燥するとウイルスが飛散しやすく、湿度60%程度になると落下しやすくなります。80%を超えるとカビが発生しやすいので、逆に除湿を心がけてください。

※1 家庭では作れないため、市販品を利用。 ※2 塩素系漂白剤を薄めれば家庭でも作れるが、不安定なので1日限りの使い切り。

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