
「住めば都」と言うけれど、どうせだったら住人誰しもが太鼓判を押すような住み心地の良い街に住みたいものだ。
そんな“住みここち”の良い駅ランキングと、住みたい(駅)ランキングがこのほど、大東建託株式会社が実施した過去最大級の居住満足度調査によって決定したので、紹介していきたい。
“住みここち” トップ3は「半蔵門・麹町G」「築地・新富町A」「世田谷代田」
■住みここち(駅)ランキングTOP20
回答者数:123,106名
第2回目の発表となる2020年度版では、トップ10のうち5駅が、第1回(2019年度)調査で回答者数が30に満たなかったため集計対象でなかった駅からランクインしている。また、昨年トップの広尾駅は4位、2位の市ヶ谷駅は69位、3位の北山田駅は19位となっている。
住みたい街(駅)トップ3は変わらず、4位にみなとみらい駅が急浮上
■住みたい街(駅)ランキングTOP20
回答者数:65,311名
2020年度の調査では、フリーワード・サジェスト(入力された単語をもとに複数の候補を表示する)方式で回答を得ている。トップ3(吉祥寺、横浜、恵比寿)は、第1回(2019年度)調査時と同じだが、2位と同じエリアの「横浜」と入力した回答者の約3割が「みなとみらい」を選択した結果、みなとみらいが4位に急浮上している。
・近接駅を統合している。2つの近接駅を統合した場合は駅名の後にG(group)を、3つ以上の近接駅を統合した場合はA(area)を付記している。
・半蔵門・麹町G:半蔵門・麹町/築地・新富町A:築地・東銀座・築地市場・新富町/後楽園G:後楽園・春日/代々木G:代々木・南新宿/新宿A:新宿・新宿三丁目・西武新宿・新宿西口・都庁前/日本橋京橋A:日本橋・京橋・東京・宝町・茅場町・八丁堀/川崎G:川崎・京急川崎だ。
・偏差値とは、評点の平均値が50になるように変換し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したもの。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なる。
・「住みここちランキング」は、2019年度と2020年度の回答を累積して集計し、「住みたい街ランキング」は、2020年度の回答のみで集計している、
・「住みここち(駅)ランキング」は、駅徒歩15分以内に居住している回答者が30名以上の駅を、住みここち(自治体)ランキングは回答者30名以上の自治体を対象として集計している。
<調査概要>
・調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
・回答者:首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の251自治体・ 1,553駅:隣接・近接駅を統合して1,409駅・グループ・エリアに集約)居住の20歳以上の男女、2019年度・2020年度累計123,106名の回答を「住みここち」として集計し、2020年度回答者65,311名の回答を「住みたい街」として集計。
[男女比] 男性51.0%: 女性49.0%
[未既婚] 未婚36.9%: 既婚63.1%
[子ども] なし 46.2%: あり 53.8%
[世代比] 20歳代12.9%、30歳代21.1%、40歳代26.1%、50歳代23.1%、60歳以上16.7%
・調査期間 2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年度調査
・調査体制 調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収:株式会社マクロミル
・回答方法 住みここちランキングは現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:2 満足:1 どちらでもない:0 不満:-1 大変不満:-2)」の平均値を集計して作成。住みたい街ランキングは、フリーワード・サジェスト(入力された単語をもとに複数の候補を表示する)方式の回答をもとに投票数でランキング。
出典元:大東建託株式会社
構成/こじへい
こちらの記事も読まれています