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Withコロナのリーダーシップの在り方は、”カリスマ型”より多様な個性を束ねる”羊飼い型”へ

2020.07.22

Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなげた〝VUCAな時代〟といわれる現在。求められるリーダー像とは何か!?

村上由美子さん

OECD(経済協力開発機構)東京センター所長
村上由美子さん
ハーバード・ビジネススクールの日本アドバイザリーボードメンバーのほか、外務省、内閣府、経産省といった行政機関の委員会で委員を歴任。

村上さんの提言!

(1)これからの時代は多様性のある組織が強い
(2)多様な個性を束ねるには〝カリスマ型〟より〝羊飼い型〟
(3)「360度評価」で風通しのいい組織にする

1人のカリスマよりも多様性のある組織のほうが強い

 現在は、将来が見通せないVUCAの時代。コロナショックで先行きがますます不透明になった今、新たなリーダー像として羊飼い型が求められています。羊飼い型とは、後ろから見守りながら、道を外れそうな時には緩やかに軌道修正しつつ、後押しするリーダーのこと。「俺についてこい」と引っ張るトップダウン型とは大きく異なります。

 変動のスピードが速い中で、1人のカリスマ経営者が新たなイノベーションを生み続けるには限界があります。そのため、羊飼い型のリーダーシップを取り、多様なものの見方ができるメンバーが揃っているほうが、組織として強いのです。

 羊飼い型のリーダーを目指すには、多様なメンバーが声を上げやすい空気を醸成する必要があります。固定観念に縛られず、様々な意見を聞き、柔軟に対応することも大切です。

 一方、各メンバーが自分勝手に行動し、カオス状態に陥る危険性も考えておかなければなりません。そうならないためにも、リーダーにはコミュニケーション能力や共感力と同時に、調整力やマネジメント力が必要。バランス感覚も重要です。

 コロナ禍で評価されたニュージーランド、台湾、ドイツなどのリーダーたちの軸には「Trust(信頼)」があります。透明でわかりやすく、風通しのいい環境を構築して「Trust」を得ることも、新たなリーダーの条件といえるでしょう。

風通しをよくする360度評価とは?

風通しをよくする360度評価とは?

上司、同僚、部下といった立場などの異なる複数の評価者が評価する手法。上司による減点法とは異なり、対象の人物を多面的に評価できると注目されている。風通しのいい評価により、挑戦できる環境を作れる。

取材・文/太田百合子、石原亜香利

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