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元広告会社のコピーライターが解説!みんなに読んでもらえる文章の磨き方

2020.07.02

ツイッターやブログなどのサービスを使って情報発信している人は大勢いるが、その中でたくさんの人にちゃんと読んでもらえているのは、かなり少数派かもしれない。

あなたが一生懸命書いた文章は、なぜ素通りされるのか。

みんなに読んでもらえる文章を書くためのアドバイスを、元博報堂コピーライターの黒澤 晃さんに伺った。

【取材協力】
黒澤 晃(くろさわ あきら)・・・横浜生まれ。東京大学国史学科卒業。1978年、広告会社・博報堂に入社。コピーライター、コピーディレクターを経て、クリエイティブディレクターになり、数々のブランディング広告を実施。日経広告賞など、受賞多数。2003年から、クリエイティブマネージメントを手がけ、博報堂クリエイターの採用・発掘・育成を行う。2013年退社。黒澤事務所を設立。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。武蔵野美術大学非常勤講師(2009〜2014年)、東洋美術学校講師、文教大学情報学部非常勤講師、横浜美術大学非常勤講師

たくさんの人に読んでもらえる文章の特徴4つ

黒澤さんによると、たくさんの人に読んでもらえる文章にはいくつか特徴があるそうだ。

一つ目は、“簡単な言葉で、簡潔に書く”こと。

「簡単な言葉で、簡潔に書くことがポイントです。難しい文章、専門的すぎる文章、哲学的すぎる文章は、ほとんどの人が“面倒くさい”と思ってしまいます。

もちろん、一部の人には刺さるかもしれないけれど。“たくさんの人に読んでもらう”という目的があるなら、誰が読んでもわかるような文章を目指しましょう。

書き手の主張が白黒ハッキリしていて、わかりやすいものも読まれやすい」

どうしても専門用語や難解な漢字を使わなければいけない場合は、誰が読んでもわかるような解説を必ず添えておこう。

二つ目は、“視覚的にスッキリとした”文章。文章を書くことにあまり慣れていない人は内容にばかり集中しがちだが、見た目を整えることも大切だそう。

「たとえ素晴らしいことが書かれていても、行間がミッチリ詰まっている文章は読む気が失せます。こまめに改行をして、読み手に“読みやすい”と思わせる工夫をしましょう」

画数の多い漢字を多用した真っ黒な文章も、読み手の目に負担をかけてしまうそうだ。

「漢字は少なめがいいけど、必ずしも悪ではありません。ちゃんとした“狙い”があれば、漢字を多く使ってもOKです」

ひらがなカタカナを適度に使用して、見た目がソフトな文章づくりを目指そう。

三つ目は、“誤字脱字がないこと”。

「誤字脱字があると、せっかく良いことを書いていたとしても、文章全体の信用度が下がってしまいます。文章を投稿する前に、必ずチェックするようにしましょう」

四つ目は、“ターゲットが読みたいであろうことを、想像して書く”ということ。

「初心者は、自分が“書きたいことを、書きたいように”書きがちだけど、それではあまりたくさんの人に読んでもらえないでしょうね。

まずターゲットを絞って、その人たちに共感してもらえるような内容にしましょう。

ターゲットによって活動時間は異なるので、ターゲットがネットを見ていそうな時間に投稿する工夫も欠かせません」

オススメの練習法は、“新聞・雑誌のコラムを書き写す”

もっと上手な文章を書きたいけれど、どうやって練習すれば良いのかわからない人も多いのではないだろうか。

黒澤さんにオススメの練習法を教えてもらった。

「とにかくめげずに、毎日たくさん書く習慣を身につけることです。

自己流では上達しないから、良いお手本・先生を見つけて、真似することからはじめましょう。先生に書いた文章を見てもらって率直な意見をもらうことも、上達に繋がります。

私の著書『ザ・就活ライティング 20歳からの文章塾』(マスナビBOOKS)もオススメです(笑)。文法についての基礎的な知識を、網羅しています」

新聞や雑誌のコラムを“写経”するのも、オススメだそう。

「新聞や雑誌に掲載されているコラムは、とても読みやすくて上手な文章が多いと思います。文章を上達したい人にとっては、いいお手本になるでしょう。

逆にやめた方がいいのは、小説の書き写し。文章がうまくなりたいから、と名作小説を書き写す人がよくいるけど、上達しないと思います。小説は作家のクセが強すぎるから。文章はあまり上達せずに、クセがついてしまうだけ」

“読書=インプット”がないと、良質のアウトプットはできない

本をたくさん読むことも、良い文章を書くために大切だそう。

「インプットは大事。やはり一定量のインプットがないと、良いアウトプットはできません。最近の若い人はあまり本を読まなくなったけれど、それではいい文章が書けないと思います。

たとえば文章術の本を読むにしても、1冊サラッと読む程度ではダメ。最低でも3冊以上、なるべくたくさんの本に触れてください。

ネット検索で済まさずに、日頃からもっと本を読みましょう!」

とにかく実践あるのみ!ツイッターは1日8回、ブログは1日1回以上続ける

「とはいえ、最初から上手い文章を書こうと気負いすぎず、気楽に続けることも大切です。

ツイッターは1日8回以上、ブログは1日1回以上を目安に、とにかく文章を書き続けましょう。

先ほど読まれやすい文章のポイントを伝えましたが、“これだけはどうしても書きたい”という強い思い入れがあるテーマがあれば、時には反応を気にすることなく、勇気を持って自分の思いのままに書いてみることも大切です」

そして、書く場所の特性に応じて“読んでもらうための工夫”をすることも、欠かせない。

「ツイッターは、なるべく“みんなが今関心を持っていること”を呟く。自分の私生活や身の回りのことを淡々と呟いても、あまり“いいね”はもらえないかもしれません。

キツいことを言えば注目を集めやすいですが、炎上してしまうリスクもある。“ポジティブ”かつ、“みんなが関心を持っている“話題がいいでしょう。

さらに、アカウント名を覚えてもらいやすいよう個性的な名前にする、他人のツイートに“いいね”するなど、ツイッターならではのテクニックを色々試してみましょう」

ブログの場合は、どんな点に気を付ければいいだろうか。

「ツイッターに比べて、ブログは難しい。ブログをたくさんの人に読んでもらうためには、タイトルにこだわりましょう。

ブログは“タイトルが8割”といっても過言ではありません。最初の15~20文字で読んでもらえるかどうかが決まるので、インパクトがあり目立つタイトルをつけること」

自分が書いた文章をたくさんの人に読んでもらえるようになりたい方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

取材・文/吉野潤子

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