人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

企業が多様性を受け入れる文化を実現するために求められる「カルチャー・メーカー」の力

2020.06.23

誰もが受け入れられ、活躍できることを最優先の経営課題に据え、経営層自ら権限移譲を通じたイノベーションを促進すれば、世界で3兆7,000億ドルの経済効果がもたらされる可能性があることがアクセンチュアの最新調査で明らかになった。

調査では経営層が「カルチャー・メーカー」になっていくための方策として、リーダーとしての強い信念と覚悟、理解に根ざした言動、そして誰もが活躍できる環境こそが、非常に有効な支えになると指摘している。今回は重要なポイントを抜粋してお届けしよう。

組織に誰もが活躍できる文化を根付かせるリーダーたち

カルチャー・メーカーは誰もが受け入れられ、活躍できることを最優先の経営課題に据え、権限移譲などにより部下を報いることで事業の成長やイノベーション加速させるリーダー人材を指す。

リーダーとしての強い信念と覚悟:経営層は企業文化の重要性を信じ、覚悟を持って最優先で取り組むこと

例えば、平等な職場環境の実現に向けた目標を設定し、それを社内外で公表し、進捗状況を測るだけでなく、進捗に応じて経営層や担当チームの評価にまで反映していくことが有効。経営陣が率先して取り組んでこそ、職場での平等が実現するのだ。

理解に根ざした言動:データを超えたコミュニケーションを推進すること

経営層は、社員との面談や少人数での会議、あるいは全体会議などを通じ、社員との意味のある対話を継続的に重ねることが重要。継続的に、社員の生の声をリアルタイムで拾い上げることで、経営陣は迅速に変革を進めることできるようになる。

誰もが活躍できる環境:社員を励まし、次世代のカルチャー・メーカーを育成すること

次世代の経営層候補をカルチャー・メーカーとして任命し、チャンスを与えることで、平等で多様性を重んじる企業文化の先導者として育成することも重要だ。これにより、経営層と社員が、ともに協力し、自社に合った平等かつ多様な企業文化を継続的に醸成するための取り組みを探っていくことが可能となる。

平等実現に向けた取り組みの加速

また、本調査では経営層がカルチャー・メーカーとして、男女問わず、全社員が一丸となって平等実現に向けた取り組みを加速させることにより、世界全体で推定3兆7,000億ドルの経済効果が企業にもたらされる可能性があることが明らかになった。

具体的には、経営層が平等かつ多様性のある職場を望む社員の声により耳を傾け、社員に寄り添いながら自ら有言実行することにより、次のようなことが実現できると指摘している。

・チーム内で重要な役割を担い、意思決定に影響力を行使できると感じる

・女性の割合が現在の「4人のうち1人」から「3人のうち1人」に増加

・年間の社員定着率が女性で5%、男性で1%増加

・経営層を目指す女性の割合が21%増加

アクセンチュアの最高リーダーシップ兼人事責任者であるエリン・シュック(Ellyn Shook)は、次のようにコメントしている。

経営層が社員の働き方に関する意識を正しく理解することは、社員との距離を縮め、一緒になって職場での平等実現に向けて取り組む機会にもなります。

経営層は社員にとって何が一番大切かという観点に基づいて経営における優先課題を決め、全社で取り組みを加速させ、真の変革者になるべきです

調査方法

調査はアクセンチュアが毎年発表している「男女ともに活躍する企業への変革」に関する調査の一環として、2019年10月から11月にかけて日本を含む世界28カ国で働く30,000名を超える社員および1,700名超の企業経営層を対象に実施したグローバル調査結果に基づいている。

構成/ino.

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年9月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「マルチレンチ&ツール14」!特集は「オンラインビジネス入門」「Z世代の新・経済学」「軽自動車」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。