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「パッシブハウス」「高気密高断熱住宅」Withコロナの時代におさえておくべき住まいのキーワード

2020.06.21

Withコロナ/アフターコロナ時代は、基本的生活様式である「外出控え」、働き方の新しいスタイルにある「テレワーク」の励行などにより家にいる人も時間も増えると予想される。そのため、今まで以上に快適で健康的に過ごせる住環境づくりを心掛ける必要があると言える。

そこで今回、ハイアス・アンド・カンパニーにより、一般生活者を対象とした「with コロナ / アフターコロナ時代の住宅に関する意識調査」が実施されたので、その結果を紹介していきたい。

「家族の健康と住宅性能」の関係ついての浸透はまだ不十分

Q1. あなた自身にあてはまるものをすべてお知らせください。(N=341)

今回の調査では、個人にあてはまる価値観として「信頼すべきは友人より家族」「あくせく働くよりも、のんびり日常を過ごす幸せ」「自らの健康には常に気を使う」という回答が比較的高めの結果となった。

ビフォーコロナからの変化を比較することはできないが、外出自粛要請を受けて自宅で家族と共に過ごす時間が増えたことが影響を及ぼしているのではないかと考えられる。

Q2. 「住まいの性能と家族の健康」には関係がある、ということをご存知でしたか(N=341)

この質問は、「住宅(お住まい)の設計の仕方や建て方次第で住む人の健康や居住費に差がつくというのは世界の常識です。ここからは新型コロナウイルスの予防や感染防止にも関わる『住まいの性能と家族の健康』についてお伺いします」という情報を示した上で聞いている。

様々な住宅会社が「住宅検討者」に対しては健康や省エネという切り口で住宅性能を高くする必要性を訴えているが、「一般的な」生活者への情報提供とその到達をみると、半数以上が「聞いたことがない」という回答だった。

マーケティング策としての住宅性能訴求に終始するのではなく、業界としてより広範な住まい手への「住まいの性能と家族の健康」の関係についての啓発は引き続き求められるものと考える。

Q3. Q2で「聞いたことがある」(「聞いたことがあり、詳しく知っている」「聞いたことがあるが、詳しく知らない」)とお答えの方に伺います。健康や居住費に関係する「性能」に関わる項目として、聞いたことがある「言葉」に全てチェックをしてください。
(N=149、※「聞いたことがあり、詳しく知っている」はN=21)

Q2で「聞いたことがある」(「聞いたことがあり、詳しく知っている」「聞いたことがあるが、詳しく知らない」)と回答した層において、健康や居住費に関係する「性能」に関連する「聞いたことがある言葉」では「ヒートショック」「住宅内の熱中症」が6~7割程度、「高気密高断熱住宅」も半数程度の回答割合だった。しかし、「UA値・Q値」は2割程度、「パッシブハウス」「C値」に至っては2割に満たないという結果だった。

さらにQ2で「聞いたことがあり、詳しく知っている」と回答した人だけに限ると、C値、UA値・Q値、パッシブハウスのいずれにおいても結果は上回った。

特にC値、UA値・Q値については半数以上の方が言葉として聞いたことがあると回答しており、この言葉を知っているか否かが「詳しく知っている」かどうかが境目のひとつと言えるかもしれない。

Q4. 以下の画像で示しているのは「住宅の性能と健康に関わる効果」についての説明です。この説明を見て「興味が湧いた」「関心を持った」項目に全てチェックをしてください。
(Q2で「聞いたことがない」と回答した人N=192、そのうちQ1で「自らの健康には常に気を遣っている」と回答した人N=66)

(左の図)C値という性能値が低いと家の中の空気をきれいに保つ「換気」できる量が低下することを示しています
(右の図)断熱性能の低い住宅から高断熱住宅に転居された方々は、肺炎など病気の発症率(有病率)が下がったことを示しています

「C値と換気性能の関係」や「断熱性の高い家に転居後の有病率の低下」について、「興味が湧いた」「関心を持った」という回答は、住まいの性能と家族の健康に関係があることについて「聞いたことがない」という方において30%を超えなかった。

これは、今回の調査では図と説明文章のみでの情報提供だったことも影響しているのではないかと考えられる。

しかし「自らの健康に、常に気を使う」が「聞いたことがない」という人に絞ると「興味が湧いた」「関心を持った」という回答が30%を超える。

Withコロナ/アフターコロナにおいて「健康に暮らす」ということへの関心が高まる中、住まいの性能と住まい手の健康には大いに関係があることが詳しくは知られていないことから、住宅業界からの情報提供はまだ十分とは言えないようだ。

※ハイアス・アンド・カンパニー調べ

<調査概要>
調査対象 : 全国の一般生活者
回答数 : 341件
調査方法 : インターネット調査
実施時期 : 2020年5月21日~5月22日
※パーセンテージの計算は小数第2位を四捨五入し記載しているため、合計が100%にならない場合がある。

出典元:ハイアス・アンド・カンパニー株式会社

構成/こじへい

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