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会社員とフリーランスはどう違う?テレワークのメリットとデメリット

2020.06.20

オフィスワークと違い、誰の目も気にしなくて良いテレワークは、誘惑がいっぱい。ネットサーフィンはし放題で、スマホも触り放題、ベッドで一休みすることも自由だ。このように注意散漫となった結果、作業効率が落ちてしまったという、この度のコロナ禍を契機にテレワークデビューした企業勤務者は多いことだろう。

では、コロナ以前よりテレワークに慣れ親しんでいる人も多いフリーランスは、どのように集中力を保っているのだろうか?

そんな、テレワークでハイパフォーマンスを発揮するノウハウを問う設問を含む、「テレワークに関する実態調査」がこのほど行われたので、紹介していきたい。

なお本調査は、企業勤務者とフリーランス合計1,608名を対象として実施されている。

テレワークだからパフォーマンスが下がる訳ではない

今回の企業勤務者への調査では、約4割が勤務する企業にテレワーク制度が導入されていると回答。そこで、最もパフォーマンスを上げる場所について尋ねる調査が行われると、企業勤務者からは「勤務するオフィス(56.6%)」、フリーランスからは「自宅(69.4%)」と違いがあることが判明。

さらに、テレワークとオフィスワークでの自身のパフォーマンス発揮度を比較すると、企業勤務者はオフィスワークの方が1.5点高く、フリーランスはテレワークの方が2.5点高い結果となった。

このことから、テレワークによってパフォーマンスが下がるとは言えないことがわかった。

テレワークのメリット・デメリット、「集中」への課題感が浮き彫りに

テレワークのメリットについて尋ねる調査が行われると、企業勤務者・フリーランス共に第1位は「通勤時間の減少」だった。なお、企業勤務者の第2位は「見た目を気にしないで良い」とあり、仕事へ向けた準備時間が削減されていることがわかる。

デメリットでは、フリーランスの方が「身体の不調」を挙げる割合が高く(+8.5%)、企業勤務者は「集中できない」「コミュニケーションが希薄」を挙げる率が10%以上高い結果になった。

特に「集中できない」に関しては企業勤務者のテレワーク経験期間の長さや頻度によらず、回答が挙がっていることから、企業勤務者にはテレワークの経験に限らず「集中」できない人が約半数いることがわかる。

在宅でのテレワーク環境 最初に整備すべきは通信環境

テレワークの中でも在宅勤務が増加している現在。今回、テレワークに使うもの・パフォーマンス向上させるもの・これから欲しいものについても尋ねたところ、2つの傾向が見られた。

1つめに、両者共に「通信環境(インターネット回線など)」については「使うもの」「パフォーマンス向上させるもの」で第1位と、重要性を認識していることがわかった。一方フリーランスの特徴として「PC関連機器(モニターやプリンターなど)」が、より上位にランクインする傾向が見られる。

このことから、フリーランスは通信環境やPC周辺機器を整備することで、集中力の維持およびコミュニケーションやチームでの成果に対し最大化を図ろうとしていることが考えられる。

なお、コミュニケーションに関連して「業務上の会話量」や「チームへのコミットメント・アウトプット」についても尋ねる調査が行われた。

企業勤務者からは一貫して「減る(業務上の会話:57.5%/チームへのコミットメント:58.1%/アウトプット:48.9%)」と回答する一方、フリーランスは「変わらない(業務上の会話:33.8%/チームへのコミットメント:33.0%/アウトプット:38.4%)」と答える声が最多の結果となった。

企業勤務者のテレワークでは、コミュニケーションで感じているデメリットがチームの仕事の成果にも負の影響を与えていることがわかる。

2つめとして、両者共に「仕事専用のデスク」を重要視する意見が多く挙がっている。また、フリーランスの意見では「仕事専用の椅子」が使うもの・パフォーマンス向上させるもので第4位、これから欲しいもので第3位にランクイン。

このことから、両者ともにパフォーマンス向上・身体の不調改善のために、より仕事しやすく集中しやすい姿勢を求めていることが伺える。

作業環境を工夫することによる効果 ~スタンディングワーク~

心身の不調や集中力の維持等の課題は、ちょっとした環境の工夫によって改善することができると、イトーキの研究などでわかっている。

例えば、作業をずっと椅子に座って行っていると、集中力が低下し運動不足にも繋がる。イトーキで社員32名を対象に行った実験では、オフィスで一日平均2時間(分散実施も許容)のスタンディングワークを意識的に取り入れた場合、普段どおりの働いた期間と比較して、6週間で腹囲が約1cm減少した。

在宅環境においても、作業机の上に台を置いたり、立位用の作業机を導入することによって、姿勢を切り替えられる環境を用意することは非常に有効であると考えられる。

作業姿勢の違い

スタンディングワークに関する実験結果

テレワークでのパフォーマンス発揮度は10点満点中9.7点!“テレワークハイパフォーマー”のノウハウとは?

今回のフリーランスへの調査の中でもテレワークでのパフォーマンス発揮度が「9,10」と回答した“テレワークハイパフォーマー”に限ってみると、下記の特徴が見られることがわかっている。

【数値】
・テレワークでのパフォーマンス発揮度は10点満点中9.7点
・テレワークで「利便性を感じる」のは75.0%

【実際にパフォーマンスが上がったノウハウ】
・集中力の維持に対する解決策①:集中の糸が断線しない作業環境を整える、例えば「ネット環境はWifiではなく、なるべく有線を使う。」「音声入力を利用する」
・集中力の維持に対する解決策②:集中の糸が断線しない“切り替え時間”を作る、例えば「瞑想」「休憩時間に日光を浴びながら散歩」
・集中力の維持に対する解決策③:「仕事を始める前の切り替えを意識的に行う」、例えば「必ずPC用メガネをかけてから仕事を始める」「仕事や休憩の前後に学校のチャイムのような音を鳴らす」

・身体の不調に対する解決策①:「予め決めた時間で休憩を入れる」、特に「休憩時間には運動やストレッチ、家事など仕事から離れ、身体を動かす」
・身体の不調に対する解決策②:「仕事環境に運動を取り入れる」、例えば「ノートPCを置ける台の付いたエアロバイクを漕ぎながら仕事をする」「スタンディングデスク等を用意する」

・コミュニケーションの問題①:(個人でできる解決策)「認識違いを無くすための密なコミュニケーション」「会話の前に自身で要点をまとめ、少ない会話で伝える工夫」
・コミュニケーションの問題②:(会議などでできる解決策)「予め会議進行役など役割分担を決める」「予めアジェンダを共有する」「対面よりも、より話すタイミングに気をつける」「聞くことに専念するとき・話す時のスイッチの切り替えを意識する」

<調査概要>
(1)企業勤務者への調査
調査対象:1,108名(20代~50代/全国各地に在住/男女)
集計方法:インターネット調査
調査期間:2020年4月21日(火)、22日(水)
(2)フリーランスへの調査
調査対象:500名(全国各地に在住)
集計方法:「クラウドワークス(https://crowdworks.jp)」での調査
調査期間:2020年4月30日(木)
(3)調査分析
株式会社クラウドワークス/株式会社イトーキ

出典元:株式会社クラウドワークス

構成/こじへい

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