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東京都税がLINE PayとPayPayの請求書払いに対応、税金のお得な支払い方について考えてみた

2020.06.20

連載/綿谷さちこのクレカの強化書

税金を支払う時に、少しでも得できるように工夫している。コード決済サービスの「請求書支払い」に対応する自治体も増え、お得な支払い方法が増えてきた。そこでどのように支払うのが一番得できるのか、ガチで検証してみた。

お得な税金支払いの定番!『nanaco』が使いづらくなってきた

税金の払込票は銀行や郵便局などの金融機関、コンビニなどで支払うのが一般的。その際、支払い方法は現金に限られるのだが、セブン-イレブンでは『nanaco』で支払うことができる。ただ税金などの公共料金の支払いにはnanacoポイントが付かないので、クレジットカードからチャージした『nanaco』で支払うことでクレジットカードのポイントが付き、その分で得することができる。

とはいえ、どのクレジットカードでもいいわけではない。nanacoチャージでポイントが貯まるクレカには『リクルートカード』や『JMBローソンPontaカードVisa』などがあったが、2020312日より、nanacoチャージに新規登録できるクレカが、同じセブン&アイHDグループの『セブンカード・プラス』と『セブンカード』(新規発行は終了)だけになった。『セブンカード・プラス』のnanacoチャージのポイント還元率は0.5%。セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどをよく利用する人なら、入会するのもアリだろう。

筆者はポイント還元率1.2%の『リクルートカード』でnanacoチャージしていて、すでに登録済みなので引き続き利用できる。ただ20184月からポイントの対象となるnanacoチャージが月間3万円までに変更になるなど、徐々に制限がかかってきている。そこで月の始めに3万円をチャージして、その金額内で収めるようにしているのだが、税金に加えて、通販の支払いなどもあり、それらの納付期限を考えながらやりくりするのはなかなかに面倒。そこでコード決済サービスで増えてきた「請求書支払い」への乗り換えを検討している。

筆者は『リクルートカード』からチャージした『モバイルnanaco』で税金を支払っている。

 

なお、税金をクレジットカードで決済することもできるが、この支払い方法では決済手数料がかかってしまう。1%還元のクレカを使ったとしても、納付金額によってはむしろ損してしまうことも考えられるので、この方法は最初から省いている。

「国税クレジットカードお支払サイト」より引用。1%還元のクレカで決済した場合、2万円の支払いだとポイントが200円分貯まるが、11円の支払いだと約100円分のポイントにしかならず損になる。

 

1%~最大3%還元が魅力の『LINE Pay

コード決済サービスの「請求書支払い」とは、スマホのカメラで請求書のバーコードを読み取ることで、手元で税金や公共料金、通販サイトなどの請求書を支払うことができるというもの。わざわざコンビニなどに行かなくてもいいので、筆者は入院時や海外出張時などに利用して、とても助けられた。

コード決済サービスの「請求書支払い」は、バーコードをスマホで読み取って手元で支払える。

 

2018年3月からサービスを開始した『LINE Pay』に続き、『PayPay』では20199月、『au PAY』でも2020331日からサービスが始まった。納付先の自治体が対応していないことには、利用したくてもできないのだが、202061日から『LINE Pay』と『PayPay』が東京都税の納付に対応するなど、使いやすくなってきた。

 

対応する自治体が一番多いのは『LINE Pay』の『請求書支払い』。全国約360自治体と約1350団体が導入している(20204月末時点)。ただ202051日から新しいメンバーシッププログラム「LINEポイントクラブ」に変更になり、ポイントを獲得するためには「チャージ&ペイ」で支払う必要がある。

「チャージ&ペイ」は『Visa LINE Payクレジットカード』に入会し、LINE Payアカウントに登録すると利用できる機能で、事前にチャージしなくても支払い金額分だけを即時でチャージして支払えるというもの。「チャージ&ペイ」の支払いなら、「LINEポイントクラブ」の「マイランク」に応じて、1%~最大3%分のLINEポイントが還元される。リアル店舗でのコード決済だけでなく、請求書支払いやオンライン支払いもポイント還元対象になり、『請求書支払い』は納付書1枚の合計金額が30万円まで利用できる。

LINEポイントクラブ」のポイント還元率。6か月間の獲得ポイントでランクが決まる。

 

Visa LINE Payクレジットカード』は初年度の年会費無料。2年目以降も年1回以上の利用で無料になるので、『LINE Pay』を多く利用するなら持っておいた方がお得。カード単体で利用した時にもお得で、初年度は3%還元(2021430日まで)。その後も1%還元になる。

Visa LINE Payクレジットカード』。東京2020オリンピック限定カード。カード番号や有効期限は裏面に表示するセキュアなカード。Visaのタッチ決済に対応。

 

PayPay』と『au PAY』は0.5%還元がベース

一方、『PayPay』の『PayPay請求書払い』は、全国406の自治体と318の公共料金、223の民間企業に対応(2020515日時点)。銀行口座等からチャージしたPayPay残高で支払うことで、支払い額の0.5%~1.5%をPayPayボーナスとして得ることができる。

この「PayPay STEP」でポイント還元率を最大限にアップするためには、1か月に50回以上利用し、かつ10万円以上の支払いが必要。筆者の近所のスーパーは『PayPay』に対応しているので、かなり利用しているのだが、なかなかポイントアップの条件をクリアできない。

PayPay STEP」のポイント還元率。1か月間の決済回数や利用金額でポイントアップが決まる。

 

au PAY(請求書支払い)』は関西電力、中国電力、沖縄電力、北海道ガス、レモンガス、大阪ガスからサービス開始。3か月目の現在はNHKや地方自治体、民間企業にも対応しているものの、全体で4050と利用できるところがまだ少ない。税金の支払いでも0.5%のポイント還元が得られるので、サービスの拡充に期待したい。

 

ということで、税金の4つのお得な支払い方法を整理してみた。筆者の場合の選択肢。『リクルートカード』は今から加入してもnanacoチャージは利用できないので注意。

 

コード決済各社のサービスは、支払い先の自治体が対応していることが大前提になるが、筆者の場合、『LINE Pay』と『PayPay』で支払うことができる。この2社だと『LINE Pay』の還元率が魅力。ベースが1%還元で、1万円以上の買い物で翌月には1.5%還元にアップできるので、還元率を引き上げた状態で税金を支払うとかなりお得だ。

バーコード付きの請求書が届いたら、取りあえずどのサービスで支払えるかバーコードで読み取ってみているのだが、通販の請求書など、どのコード決済サービスでも利用できないことも多い。ということで、『LINE Pay』の『請求書支払い』をメインに、対応していない請求書はセブン-イレブンに行って『nanaco』で支払うことに決めた。まずは『Visa LINE Payクレジットカード』に申し込もうと思う。

 

■関連情報
Visa LINE Payクレジットカード
https://linepay.line.me/campaign/limited-card/

 

取材・文/綿谷禎子

 

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