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誰でも映える動画を撮れる!動画に特化したソニーのブロガー専用デジカメ「VLOGCAM ZV-1G」のスゴい実力

2020.06.14

■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所

難しいことは抜きにしてキレイに録れる

メディアが発信するコンテンツは雑誌の誌面からWeb記事に、さらに動画配信へと拡張を続けている。誰もが情報発信できるようになった反面、映画やテレビなら数名の専門スタッフが撮影していた動画をいきなり1人で録る必要に迫られる。幸い、最近のミラーレスの動画機能を使えばフルHDや4Kの高品質な動画を撮影できるが、音質は外部マイクの方がいいとか、風切り音がするのでウインドスクリーンが必要とか、ブレを防ぐならジンバルが欲しいなど、何かと敷居が高いのも事実である。

これにいち早く対応したのがSONYで既存のコンデジをベースにしたと思われるブロガー用「VLOGCAM ZV-1/ZV-1G」を発表した。ZV-1Gはカメラに加えてシューティンググリップがセットされた製品で、ソニーストア価格は10万3546円(6月19日発売予定)、今回はこれを使って検証した。

シューティンググリップとウインドスクリーンを装着したVLOGCAM ZV-1

専用ボタンでボケなどをコントロール

VLOGCAMが従来のコンデジとどうちがうかと言えば、動画でよく使う機能を専用ボタン化していることがあげられる。自撮りしているときに背景をボカすための「背景ぼけ切り換え」、それから顔から手元の商品へとAFが素早く切り替わる「商品レビュー用設定」がワンボタンでON/OFFできる。そして動画専用の大型RECボタン、自撮り中に確認できる録画ランプ、ステレオミニの外部マイク端子、大型のグリップ、マルチインターフェイスシューにバリアングルモニターを採用している。マイク用の大型スクリーンも付属する。

シューティンググリップはBluetooth接続で静止画と動画の撮影、ズーミングに対応、背景ボケも切り換えられる。専用電池を使い充電は不要。小型三脚としても使える。

カメラ天面には大型マイクとマルチインターフェイスシューを搭載。右端には「背景ぼけ切り換え」用のC1ボタンと動画の録画ボタンを配置。

液晶モニター面には「商品レビュー用設定」のC2ボタンがあり、モニター画面にもC1、C2のアイコンが常時表示される

シューティンググリップには録画ボタンとズームボタンがあり、自撮り撮影ではマストアイテムだ

背景ボケをONにして撮影70mm相当では絞り開放のF2.8で撮影される

背景ボケをOFFにすると絞り込まれてF5.6になり先ほどよりボケの量が少なくなる

動画を撮影して性能を検証!

商品レビュー用設定OFFで撮影。これでもAFの追従性はいい

商品レビュー用設定ONで撮影。さらにAFがなめらかに追従する

手ブレ補正OFFで撮影。手ブレ補正ナシでは上下の小刻みな揺れが気になる

手ブレ補正ONで撮影。手ブレ補正が入るとヌルヌルした感じでブレが収まる。アクティブモードを選択すると画角は少し狭くなる。これ以上を求めるならジンバルが必要だ

内蔵マイクでのステレオ録音。スペック未発表だがマイクの性能はかなり優秀でウインドスクリーンも効果があり、吹かれによるノイズは発生しなかった

グリップは便利だがやや太目だ

グリップを付けて撮影すると、これは予想以上に便利。しかし、三脚になるというギミックのせいか直径がかなり太い。男性が握ってもそう感じるので手の小さな女性は持て余すに違いない。三脚にならなくていいので、もう少し細身のグリップが欲しいと思った。また、グリップも加えたカメラの総重量は506.2gもありコンデジとは思えないほど重い。長時間の手持ち動画撮影では結構負担になりそうだ。

太目のグリップと500gを超える総重量が、じわじわと腕に効いてくる

7月登場予定のWebカメラ機能にも期待!

実際に使ってみて分かったことはブロガー用動画カメラだけあって、YouTubeにアップするための動画は簡単に撮れるが、ライブ配信向きではないということ。7月にはWebカメラとして使えるようになるアプリの発表もアナウンスされているので、こちらにも期待したい。本機はVLOGCAMの第一弾らしいので、もし売れれば第二弾、第三弾も期待できるかも。ある程度、デジカメの知識がある人ならZV-1を購入しなくても、自分のやりたいことを実現できる方法は分かると思う。とにかく手軽にキレイな動画を撮りたい人に本機はオススメである。その場合はもちろんシューティンググリップキットの「VLOGCAM ZV-1G」がいい。グリップだけでなく予備の電池も付属している。

背景ボケに関しては24mm相当のワイド端の開放絞り値がF1.8で、望遠端ではF2.8なので意外とボケない。センサーサイズが小さいので仕方ないのだが、キレイなボケが欲しい人はAPS-Cサイズよりセンサーの大きなミラーレスを使った方がいいだろう。また自撮りする場合に広角端が24mmというのはちょっと画角が狭いと感じた。18mmか15mmは欲しいところだ。

専用アプリの登場でUSB接続でWebカメラとして使えるようになる予定だ

写真・文/ゴン川野

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