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日本で働く外国人正社員に聞く職場に対する不満TOP3、3位給料が安い、2位昇給しない、1位は?

2020.06.10

日本で働く外国人が抱く職場への不満ランキング

パーソル総合研究所では、外国人雇用に関して「企業」「日本人上司」「外国人本人」を対象とした3つの調査をこれまで実施してきた。

明らかになったのは、日本人に最適化されてきたこれまでの日本企業の雇用のあり方、マネジメントの方法では、外国人にフィットしていないということだ。その結果、多くの不満を外国人は抱えるものの、職場にはそれを伝える相手も少なく、孤独感を深めていることが浮き彫りになった。

それではパーソル総合研究所による外国人雇用に関する調査結果を見てみよう。

まず、日本で働く正社員の外国人に職場に対する不満を聞いたところ、1位は「昇進・昇格が遅い」、2位は「給料が上がらない」、3位は「給料が安い」となった。

外国人に入社前に想定していたイメージよりも悪かったことを聞いたところ、1位は「住宅や生活全般に関するサポート体制」、2位は「昇進・昇格のスピード」となった。「昇進・昇格の遅さ」は不満でも挙がっており、外国人の定着・活躍を望むのであれば対応が必要と考えられる。

また正社員の外国人のうち32.6%が「私は、孤立しているように思う」と回答するなど、パート・アルバイトに比べて正社員の外国人は孤独感を抱えがちである。孤独感が強い層は、仕事のパフォーマンスや会社満足度は低く、転職意向は高くなる傾向にある(重回帰分析による)。

孤独感を低減させる効果が確認できた会社の施策としては、歓迎会の開催(正社員の外国人材に対する企業の実施率47.6%)、相談窓口の設置(同12.8%)、同僚とのコミュニケーション機会の付与(同28.4%)、定期的な面談(同26.4%)、母国語対応の指導者の配置(同18.4%)が挙げられる。

正社員の外国人と日本人では、仕事選びで重視する項目が異なり、外国人の獲得・定着を図りたい企業は対応が求められる。「仕事とプライベートのバランス」の重視は、外国人では2番目に高い割合となったが、日本人では6位と差が開いた。また、「自分のやりたい仕事であること」は外国人では3位だが、日本人では6位。「いろいろな知識が得られること」は外国人では4位だが、日本人では12位。

現場で働く日本人上司は外国人のマネジメントに関するノウハウの不足に苦しみ、手探り状態の中でマネジメントを行なっている。

多くの企業は、外国人に対して「特別なことはしていない」と言うが、現在の外国人を受け入れるフェーズにおいては、それは「放置」に等しい。企業としては、外国人本人はもちろん、受け入れる日本人に対する支援も充実させることが望まれる。

構成/ino.

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