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実は日本で独自の進化を遂げていた!?実は和食とも相性がいい「ナン」のおいしい食べ方

2020.06.10

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

ひょうたん型の大きなナンは日本人の味覚に合わせて独自に進化した?

1964年に創業した「ジェーシー・コムサ」はフローズンピザを日本に初めて紹介した、日本におけるピザのパイオニア。ピザで養った製造技術を応用し、「デルソーレ」ブランドとして、ナン、トルティーヤ、フォカッチャといった世界のおいしいパンを「小麦ごはん」として発信している。

日本のインド料理店で提供される「ナン」は生地を薄くのばして、タンドール窯で焼いたインドの平焼きパン。もともと北インドの高級レストランで食べられていたもので、それ以外の地域ではナンの代わりに「チャパティ」という薄焼きパンが多く食べられている。

インドでよく食べられているチャパティ(下記画像右)と日本のナン(同左)は見た目も味も異なり、日本におけるナンと言えば、大きいひょうたんのような形だが、チャパティはフライパンほどの大きさの薄いパンケーキのような丸い形。そのままや、半分や4分の1にカットしても食べられている。

日本で食べられているナンの甘い味わいやモチモチとした食感は、日本人の口に合うように改良されたものであり、普段日本人が口にしているナンは、日本で独自に進化してきたものなのだとか。日本のインド料理店で見かける大きい形のナンは、インドなど現地の一般家庭ではほとんど食べられていないという。

同社では、ナンをさらに多くの人に楽しんでもらうことを目的に「デルソーレ党」を発足。デルソーレ党による「#ナンと和食」プロジェクトを5月から開始した。プロジェクトでは、ナンは日本人にとって身近な食材であり、実は和食とも相性がよいという提案を行っている。

特設サイト、公式twitterアカウント(nan_ha_wasyoku)で、「#ナンと和食」の賛同者を募る署名運動を実施。同時にサイト、SNSでは、ナンのオリジナルレシピ公開やトリビアを紹介。抽選でナンが当たるキャンペーンなど、さまざまなコンテンツを提供する。

食文化研究家・永山久夫氏による「ナン食のススメ」

デルソーレ党では、日本の食文化に精通した食文化史研究家・永山久夫氏に、「日本におけるナン食」についてのインタビューを公開している。

千利休が日本でナンを作っていた話や、日本におけるカレーライスの発展、ナンと和食の組み合わせなど、ユニークなエピソードが満載。その中から永山氏考案の「ナンスキ」と、「究極カレー」を紹介しよう。

〇ナンとともに食べる日本食「ナンスキ」

永山氏が実践しているのが、ナンをすき焼きと共に食べる「ナンスキ」。普通のすき焼きでは牛肉を使うが、ナンスキでは豚肉を使い、すき焼き自体に卵をかけ、卵が少し固まったタイミングでナンと一緒に具材を食べたり、ちぎったナンを汁につけて食べると絶品だとか。

「ビタミンB1を豊富に含む豚肉とともに食べることで炭水化物の燃焼をサポートしてくれるので、栄養としての組み合わせも抜群です。すき焼きの他にも、ナンはひじきの煮つけやきんぴらごぼう、ツナカレーなどの和食とも合います」(永山氏)

〇永山氏直伝「究極のカレー」

永山さん直伝の、味と栄養吸収の面で究極と言える「究極カレー」。

「作り方はアバウトでいいですし、とても簡単ですが、手のばしナンにとてもよく合います。野菜の細胞を壊しスープ状にすることで、食材の栄養素を無駄なく吸収することができます。野菜によるとろみがあるので小麦粉を入れる必要はないですが、とろみが好きな方は全粒粉などを混ぜてとろみを強めるといいでしょう」(永山氏)

作り方:
1・豚肉・タマネギ・ニンジン・ホウレンソウ・キャベツ・ニンニクを細かくみじん切りにして、すべてを入れて煮込む。
2・形が残った具材はこすか、ミキサーにかけてトロトロのスープ状にする。
3・カレーパウダーを入れ、塩と砂糖で味を調える。

【AJの読み】ナンはカレーだけでなく、和食、洋食にも合わせられて汎用性が高い

もともと自分の中では、ちょっぴり甘くてもちっとした食感のナンはパンの一種という感覚。デルソーレ党では和食との組み合わせを推しているが、スープ状の料理だったら、カレー、和食、洋食問わず、ナンにでも合うのがナン(ダジャレですみません)だと思う。

チキンのトマト煮やラタトゥイユのとき、私はバゲットを合わせるが、ハードパンが苦手な夫はナンと一緒に食べている。また、朝食でヨーグルトのメープルシロップがけを、一口大に切ったナンにつけて食べるのも好みだ。おなか持ちがいいので満足感もある。

つけるスタイルだけでなく、ピザ生地やパンケーキのような感覚で、さまざまなアレンジができるのもうれしい。おかずやおつまみになったり、スイーツ系でおやつになったりと、のせる食材によって楽しみ方を変えられる。カレー、和食、洋食と垣根を越えて合わせられる「日本のナン」は、実はとても便利な食材といえるだろう。

文/阿部 純子

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