人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

メール、電話、チャット、オンライン、新型コロナの影響で大きく変わった「人とのコミュニケーション」はどう対応していくべきか?

2020.06.07

新型コロナで変化した人とのコミュニケーション。メールや電話、チャット、オンライン会議などの対面以外のコミュニケーションが新たな局面を迎えている。ビジネス関係・知人や友人関係におけるコミュニケーションの新しい形を探る本シリーズ。今回はビジネススタイリストでマナーコンサルタントの西出ひろ子さんに全般的なコミュニケーションの変化や工夫の仕方について聞いた。

新型コロナによるコミュニケーションの変化

まずは、今年の新型コロナウイルス感染拡大を受け、ビジネスや友人・知人とのコミュニケーションはどのような変化が起きているのか、西出さんは次のことを挙げる。

●ビジネス

「今までは、社内メールは時短、効率化ということで、簡潔さが求められてきました。よって、メールはただ用件だけを伝えるだけでよかったところがありました。しかし私がコンサルティングに入っている企業の皆さんからは、コロナの影響で在宅勤務となり、社内メールの言葉遣いが丁寧になった、と伺います。日頃、顔を合わせていたときは、簡素なメール文でも良かったのですが、顔を合わせないことから、より丁寧になったのではないかということです」

●友人・知人

「今までは、電話やメールで話をしていたのが、オンライン通話が普及し、友人や知人ともオンラインでのコミュニケーションが増え、顔を見て話す機会も増えました。

オンラインでも、カメラありの場合だと相手の姿が見えるので、親しい相手だと足を組んだり、リラックスしたりしている雰囲気が伝わってきます。電話やメールよりも親密なコミュニケーションが取れるようになったかもしれません。ただ、オンラインだと主に見えるのは上半身で、全体像が把握できない分、良い意味での緊張感が生まれ、丁寧な接し方になっているように思います」

新しいコミュニケーションの型

新型コロナの影響で、コミュニケーションにおいて新たに生まれた「型」のようなものはあるのだろうか?

●笑顔のポイントが「目」になった

「みなさんがマスクをするようになったので、にらんでいるように見えないよう、自ずと目の表情を意識するようになったと思います。それは結果的に笑顔につながるので大変良いことだと思います。今までは、笑顔というと、口角を上げる、歯を8本見せる、などと言われてきましたが、そもそもマスクをしていたら口元は見えません。笑顔のポイントは『目』です」

●「報連相+確認」が浸透

「オンラインコミュニケーションが増えているため、話し方は今まで以上に重要になっています。日頃から重要といわれてきた『報連相』に加えて、相手に声が聞こえているかどうかなどの『確認』のコミュニケーションが増えたため、『報連相+確認』が浸透してきました。私は以前より報連相だけでなく確認も必要とお伝えしてきましたが、今になって必要性が増してきています」

コロナ影響下によるコミュニケーションの工夫

西出さん自身、日々のコミュニケーションでこんな工夫もしているそうだ。

●体調や生活習慣を伺う

「対人コミュニケーションに関しては、個別のコミュニケーションが増え、挨拶の次の会話は、まずは『体調』『生活習慣』などを伺うようにしています。その人が、ストレスをためていないか、今後に不安を抱いていないかなどを伺い、相手様が、今後の自分自身に否定的、マイナスになることがないよう、明るく元気な立ち居振る舞いを心がけています」

●背景を対話の内容に応じて変更

「カメラありのオンライン通話では、背景をワンパターンではなく、相手との対話の内容に応じて、背景を変えるようにしています。私は職柄もありオリジナルのバックパネルを製作しましたところ、個人事業主の方など、個人のブランディングを必要となさる方々などから好評です」

●オーバーなリアクションをする

「複数名のオンラインでのコミュニケーションでは、オーバーなリアクションをするようにしています。そうすることで自分の言いたいことが伝わりやすいですし、場も盛り上がり、みなさんが楽しいと言ってくれます。

また、相手が『よろしいでしょうか』や『お願いします」などと言ったら、マイクのミュートを解除し、『はい』とか『そうします』などと、声でリアクション、返事をするようにしています。もちろん、リアクションの絵文字を使用することも良いのですが、音で反応するほうがリズムができて楽しい気分にもなれます。返事、リアクションをしっかりすると、相手は喜んでくれます」

すっかり対面のコミュニケーションがご無沙汰しているなか、笑顔のポイントは目になったり、確認がより必要になったりと、新たなコミュニケーションの工夫が必要になってきた。コツを押さえてwithコロナのコミュニケーションを円滑かつスムーズに行おう。

【取材協力】

ビジネススタイリスト
マナー西出ひろ子さん
マナー講師から、マナーコンサルタントして、マナーを軸とした収益アップを実現する人財育成や新アイデアを提供し、クライアントに成果をもたらすと定評。NHK大河ドラマなど映画やドラマ、CMのマナー指導を一流俳優や女優、スポーツ選手などにもおこなっている。著書監修本は、国内外で90冊以上、著者累計100冊を超える。テレビなどのメディアでも活躍中。
https://www.withltd.com
https://youtu.be/5NWJF-aXj1M

取材・文/石原亜香利

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年7月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録はミクロの世界を楽しめる「90倍スマホ顕微鏡」!特集は「家ナカ オフィス改造計画」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。