人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

5万円以下で6.47型有機ELと4眼カメラを搭載!気鋭の中国ブランドTCLのミドルレンジスマホ「TCL 10 Pro」の実力

2020.05.31

■連載/石野純也のガチレビュー

 テレビなどでおなじみの中国メーカーTCLが、昨年から自社ブランドのスマートフォンに注力している。元々同社は、他社から借りたブランドを中心にスマホ事業を展開していた。カナダのRIM社から引き継いだBlackBerryや、通信機器メーカーのアルカテル・ルーセント(現・ノキア)の名を使ったAlcatelが、それだ。超小型スマホとして日本でも話題を集めたPalm Phoneも、同社が開発したものになる。

 その間、TCLブランド自体もテレビを中心に知名度を上げていった。こうした事業で培った技術を生かしながら、スマホにも応用。ディスプレイやカメラにこだわった端末として、自社ブランド第一号機の「TCL PLEX」を送り出した。今回取り上げる「TCL 10 Pro」は、その後継にあたるシリーズだ。同モデルは、2020年1月に米ネバダ州ラスベガスで開催されたCESで先行発表され、5Gモデルを含むシリーズすべてのモデルの価格が500ドルを下回ることもあり、大きな反響を呼んだ。

 TCL 10 Proは、そのシリーズに属するミドルレンジモデルだ。ミドルレンジでありながら、背面には4つのカメラを搭載しており、広角撮影やマクロ撮影、低照度撮影などに対応。ディスプレイも、左右がカーブした有機ELで、HDR動画の再生にも対応する。スペックは充実していながらも、価格は4万4800円とリーズナブルだ。そんなTCL 10 Proの実機をテスト。その実力を検証した。

代理店のFOXを通じて発売されたTCLのTCL 10 Pro

特徴的なディスプレイ、HDR対応コンテンツはキレイに再生できる

 テレビメーカーとして名をはせたTCLだけに、TCL 10 Proは、ディスプレイにこだわった1台に仕上がっている。有機ELを採用しており、コントラスト比は非常に高く、黒が締まって見える。左右がカーブしているため、持ったときに手になじみやすい。このカーブした端にタブを配置し、アプリのランチャーを呼び出すことが可能な「Edge Bar」と呼ばれる機能も用意されている。サムスンのGalaxyシリーズでおなじみのUIだ。

側面がカーブしたディスプレイを搭載する

 単に有機ELを搭載しただけでなく、テレビで培った画質向上の機能も搭載されている。それが「NXTVISION」だ。この機能をオンにすると、コントラストや彩度などを自動調整し、画質を向上させることが可能。SDRで作成された動画を、端末側で自動的にHDR相当の色やコントラストに変換する機能も用意されている。写真や動画を閲覧できるギャラリーアプリでは、このNXTVISIONのオン・オフをワンタッチで行えるため、効果のほどが確認しやすい。オンにすると、確かに暗い部分が持ち上がるようになり、全体的に色も鮮やかになる。

テレビで培った技術を応用した画質向上機能の「NXTVISION」を搭載

ギャラリーでは、オン・オフの切り替えが可能。写真では分かりづらいが、オンにすると暗いところがよりはっきりと見え、エビの色も鮮やかになった

 有機ELは自発光で、一部のみを点灯させることができる。この特徴を生かした、常時表示の「アンビエント表示」にも対応している。アンビエント表示では、日時や時刻、バッテリー残量といった情報を表示でき、デザインも複数の中から選択可能。省電力といってもバッテリーに与える影響はゼロにはならないため、オンにする時間を限定することもできる。こうした仕様は、先行するメーカーの端末をよく研究している印象を受けた。

時刻等の情報を常時表示できるアンビエント表示に対応する

 ほかにも、ディスプレイを暖色にしてブルーライトをカットする「アイコンフォートモード」や、Android 10からの標準機能である「ダークモード」にも対応している。単に映像をキレイに表示できるだけでなく、設定項目が多彩で、実用的な機能が多い。ディスプレイ上部にはノッチがあるのは映像視聴の観点では残念だが、欠けるのは、インカメラ周りだけの最小限に抑えられている。

ブルーライトをカットするアイコンフォートモードを搭載

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年7月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「LEDリングライトPREMIUM」! 特集は「今、読むべき 観るべきマンガとアニメ」、「2021上半期ヒット商品大検証」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。