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アウトドア志向の影響か?緊急事態宣言早期解除の39県で「虫よけ剤・虫よけ器」「アルミホイル」の購入数が増加

2020.05.30

政府は5月25日、緊急事態宣言の全面解除を発表した。それに先駆けて同月14日、39県を対象に緊急事態宣言の解除が発表されていたわけだが、この前後で、消費者の買い物行動はどのように変わったのだろうか?

今回、レシートがお金にかわる家計簿アプリCODE(コード)に登録された、大量のレシートと商品バーコード情報をもとに、5月14日(39県の緊急事態宣言が解除された日)を境とした前後1週間(2020年5月7~13日、15~21日)の消費者のうち110,941人(39県:54,485人、8都道府県:56,456人。

※2020年3月から5月まで毎月1回以上、買い物登録*をしているCODEユーザー)の買い物データの調査が行われた。その結果明らかになった、買い物した日数、回数、時間帯、購入商品点数、合計金額などの比較データを、本稿にて紹介していきたい。

1週間の平均買い物日数、解除対象39県では解除前3.03日

■39県の緊急事態宣言が解除された日前後1週間の買い物日数の変化

39県の緊急事態宣言解除前期間(2020年5月7~13日)と39県の緊急事態宣言解除後期間(15~21日)の各1週間の買い物日数を比較したグラフだ。

1週間の平均買い物日数は、解除対象39県では解除前3.03日、それに対し解除後は3.00日とほぼ変わっておらず、解除非対象8都道府県に関しても、39県解除前3.15日、39県解除後3.07日とむしろ微減しており、買物日数からは緩みは感じ取れなかった。

■39県の緊急事態宣言が解除された日前後1週間の買い物回数の変化

39県の緊急事態宣言解除前期間(2020年5月7~13日)と39県の緊急事態宣言解除後期間(15~21日)の各1週間の買い物回数を比較したグラフだ。

1週間の平均買い物回数は、解除対象39県では解除前5.57回、それに対し解除後は5.63回と微増、解除非対象8都道府県に関しては、39県解除前5.96回、39県解除後5.87回と微減となり、解除対象地域と非対象地域でわずかではあるが、若干の差が現れた。

ただし、39県解除前後でどちらの地域も大きく変わらない結果となり、消費者は自粛後の新しい生活スタイルを、冷静に継続しているのではないだろうか。

■39県の緊急事態宣言が解除された日前後1週間における購入時間帯の変化

39県の緊急事態宣言解除前期間(2020年5月7~13日)と39県の緊急事態宣言解除後期間(15~21日)の各1週間の買い物した時間帯を比較したグラフだ。

買い物をした時間帯は、解除対象39県でほぼ変化は見られなかった。解除非対象8都道府県では、13時~18時台の買い物が減少した。

レシート1枚における平均購入商品点数は?

■39県の緊急事態宣言が解除された日前後1週間における購入商品点数の変化

39県の緊急事態宣言解除前期間(2020年5月7~13日)と39県の緊急事態宣言解除後期間(15~21日)の買い物したレシート1枚における商品点数を比較したグラフだ。

1週間のレシート1枚における平均購入商品点数は、解除対象39県では解除前6.35点、解除後6.39点とほぼ変わらず、解除非対象8都道府県に関しては39県解除前5.91点、39県解除後6.01点とわずかに微増する結果となった。

■39県の緊急事態宣言が解除された日前後1週間におけるレシート合計金額の変化

39県の緊急事態宣言解除前期間(2020年5月7~13日)と39県の緊急事態宣言解除後期間(15~21日)の買い物したレシート1枚における合計金額を比較したグラフだ。

1週間のレシート1枚における平均合計金額は、解除対象39県では解除前1,416.0円、解除後1,425.1円と微増。解除非対象8都道府県に関しても39県解除前1279.6円、39県解除後1292.9円と微増しているが、どちらもほぼ変わらない結果となった。

自粛生活で栄養ドリンクの需要高まる?

■商品カテゴリ(*2)別購入数の増加率ランキング トップ20

39県の緊急事態宣言解除前期間(2020年5月7~13日)と39県の緊急事態宣言解除後期間(15~21日)を比較した、商品カテゴリ別購入数の増加率トップ20のランキング表だ。(※購入点数上位200位以内のカテゴリに限定)

解除対象39県で「虫よけ剤・虫よけ器」「アルミホイル」が増えており、アウトドアなどの外出予定が増えた傾向なのかもしれない。

どちらの地域でも増えているものに着目すると、増加率1位は「栄養ドリンク」と、長期に続く自粛生活の疲れをカバーしたい表れだろうか。また、「プレミックス」も上位であり粉類を使った家庭で手軽に作れるメニューやお菓子類の需要はまだ高いと言える。

■商品カテゴリ別購入数の増加率ランキング ワースト20

39県の緊急事態宣言解除前期間(2020年5月7~13日)と39県の緊急事態宣言解除後期間(15~21日)を比較した、商品カテゴリ別購入数の増加率ワースト20のランキング表だ。(※購入点数上位200位以内のカテゴリに限定)

どちらの地域も減少している「プレミアムアイス」「パーソナルアイスその他」「ファミリーアイス」は、全国的な気温の低下の影響を受けていると考えられる。

39県で「デザートの素」「その他ホームメイキング材料」が減少したのは、自宅でお子さんと一緒にお菓子作りしていた家庭が、緊急事態宣言解除と合わせて学校や通勤が始まり、お菓子作りの機会が減った影響と考えられる。

39県で「レギュラーコーヒー」が減少したのは、緊急事態宣言が解除され、自宅ではなくオフィスで勤務する方が増え、自宅での消費機会が減ったからではないだろうか。

*:買い物登録とは、CODEアプリでレシートと購入した商品のバーコードをスキャンして登録すること。
*2:商品カテゴリは、一般財団法人流通システム開発センターのJICFS(JANコード統合商品情報データベース)を基にしている。

出典元:株式会社リサーチ・アンド・イノベーション
https://r-n-i.jp/

構成/こじへい

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