
ここ数年で医学部志願者数は増加傾向にある。しかしながら、医学部合格は簡単ではなく、大学によっては最高倍率が30倍を超えることも。
それでは、高い倍率を勝ち抜くために医学部受験経験者が実践している勉強法とは? 今回はアクトが20代~60代の医学部受験経験者を対象にした「受験勉強に関する調査」の結果を見ていこう。受験に限らず、今勉強中の人はぜひ参考にしてほしい。
1,000人に聞いて判明した「医学部受験生当時の勉強法」
「医学部受験生当時の勉強方法を教えてください」と質問したところ、
『基礎問題を徹底的に解く(34.7%)』という回答が最も多く、次いで『理数科目を中心に勉強する(23.6%)』『応用問題に取り組む(21.2%)』『過去問題を解く(14.3%)』『英語を中心に勉強する(4.7%)』と続いた。医学部合格には基礎力のアップが欠かせないと言えそうだ。
また、「医学部受験生当時によく使っていたツールを教えてください」と質問したところ、『ノートに手書き(54.7%)』という回答が最も多く、次いで『参考書に書き込む(23.0%)』『教科書に書き込む(14.9%)』『タブレット端末での勉強(3.8%)』『パソコンやワープロで文書作成(2.3%)』と続く。
やはりみなさんノートに手書きが基本のようだ。「書いて覚える」というのは時代に関係なく普遍的なものであることがわかった。しかしながら、タブレット端末での勉強も徐々に浸透し始めていることがわかる。
受験勉強に関する調査
調査期間:2020年2月7日(金)~ 2020年2月10日(月)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,004人
調査対象:20代~60代の医学部受験経験者
構成/ino.