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抗原検査や抗体検査の普及で新型コロナ検査のスピードは加速するか?

2020.05.26

連日伝えられる、国内の新型コロナウイルス新規感染者数減少に関するニュース。その背後で「検査人数」の問題は、依然としてくすぶり続けている。今後、到来が危惧されている「第2波」に備える意味でも、検査体制の拡充が急務であることには変わりない。

こうした中、既に実施されている「PCR検査」に加えて、簡易検査キットを使って短時間、低コストの「抗体検査」や「抗原検査」、医療従事者の感染リスクが小さい唾液での「PCR検査」などが始まり、検査数の加速が期待されている。

検査手法の多様化により、「新型コロナ検査」の拡大が期待される

国内の「PCR検査」の検査数が伸び悩んでいる。のどの奥などの粘液を採取する「PCR検査」は、機器や試薬の不足、技術が必要なため人材が限られることや医療従事者の感染リスクなどが増加のネックになっていた。そのため「PCR検査」の拡充に加えて簡易検査など手法の多様化も求められていた。

厚労省は5月13日に簡易検査キットを使って診療所などで実施でき、新型コロナのたんぱく質を調べて感染を判定する「抗原検査」を認可。また唾液を検体に使うPCR検査法も5月中にも認める方向だ。

唾液による採取は簡単で、医療従事者への感染リスクも小さくなる。血液から新型コロナへの感染歴を調べる「抗体検査」も始まっている。企業の取り組みも進み始め、検査数の増加が期待される。

国内企業の取り組みも進展

5月13日、みらかホールディングスは子会社の富士レビオが新型コロナウイルスの抗原検査キットの製造販売承認を取得したと発表。約30分で感染しているかが判定でき、陽性の場合には確定診断として扱える。一方、陰性の場合は「PCR検査」と併用することが必要となる。宇部工場で週20万検査分の生産体制を構築済みだ。

タカラバイオは唾液から新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR用検査試薬を発売。約1時間で検査結果が判明できる。厚労省の承認などを経て発売する見通し。既に月200万検体分の量産体制を整えている。

十分な検査結果に基づいた対応が望まれる

パンデミック(世界的大流行)の第2波も予想され検査体制の構築が必須の課題となっている。目的に応じて検査をうまく活用して『新型コロナ検査』が拡充していくことが期待される。

「抗原検査」は「PCR検査」より精度は劣るが、陽性者を洗い出すことが可能で「PCR検査」を補完する簡易診断として有効。また、新型コロナへの免疫の有無を調べる「抗体検査」は、感染の実態を把握するのに有効だ。十分な数の検査データに基づいて感染症対策と経済活動維持とのバランスをとった対応が行われていくことが望まる。

出典元:三井住友DSアセットマネジメント株式会社

構成/こじへい

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