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コロナ禍でこれからのイベント企画はどう変わるのか?

2020.05.27

期待を維持し、不安を出さない呼びかけとは

コロナ渦でイベント自粛が続いています。主催者は中止や延期で大打撃を受ける中、開催目処も立てられない状況ではないでしょうか。ただでさえ損害を負う中で、自ら二次的な被害を増やさないために。そして、スムーズに利益をリカバリーできるように。本記事では損害を最小化するために「避けるべき言動」と、再開示の利益を最大化するために「取るべき行動」を紹介させていただきます。

イベント中止・延期時に避けるべき言動

時には何ヶ月も、いえ何年も時間と費用をかけたイベントを中止・延期することは大きな痛手です。返金をして売上はゼロ。一方で経費はかかり損失だけが膨らみます。経済的にも精神的にも大きな打撃を受ける中だからこそ、公の場での言動には十分に気をつける必要があります。緊急時は冷静さを欠きやすいため、イベント自粛時にこれだけは避けた方が良い言動3つを挙げさせていただきます。

◎その1 精神論を語らない

予定していたサービスを提供できない時は、お詫びと共に「具体的な保証」を伝える必要があります。当たり前のようですが、中止説明はあっても具体的な保証はスルー。最後に「より良いサービスができるよう頑張って参ります。」という精神論だけが語られるケースが横行しています。

中止になり一番残念なのはお客様に違いありません。その気持ちを汲んだ上で、速やかにサービス申し込み前の状態に「原状回復」させていただく、その上で次の開催に向けての意気込みをお伝えすれば、誠意と共に情熱が伝わり次の開催への期待が高まるでしょう。一方、具体的な保証も無いまま精神論だけを語ると、リスク逃れの誤魔化しのように映り怒らせてしまうことも。そうなってから後付で保証するよりも、最初から誠意ある対応をした方がファンの信頼度は高まり今後のビジネスの発展の礎となるでしょう。

◎その2 ネガティブ論を語らない

イベント中止により被る精神的ダメージは計り知れないものです。かといって、そのネガティブな気落ちを公の場で発言することだけは避けた方が賢明。特にネット上で公にすると半永久的に残る危険性があるからです。色々な感情が渦巻いていたとしても思うに留める。特に前項でも触れたように具体的な保証をしないまま、「こんなに損害を被っている。」とご自分の大変さを発信した場合。無保証を正当化するような印象を与える可能性が否めません。

たとえ一時の感情であったとしても、焦燥感や悲壮感などのネガティブなイメージが恒久化することも起こり得ます。感情を発散したくなる気持ちはわかりますが、ぐっと堪える。未来を見越してイベントが再開催された時の楽しく明るいイメージを下げないように思うに留めておいてください。

◎その3 ファンを傷つけない

このご時世、サービス中止になることは致し方ないと理解されます。しかし、あまりに不誠実な対応やネガティブな発信が目に余る場合。主催者が信頼を無くし、お客様の期待を裏切りファン離れに繋がることとなります。これは対応ミスによる二次的損害であり、応援してくれる人がいなくなるという深刻な事態を招きます。長年かけて培った信頼は一瞬で壊れ、リカバリーは困難を極めることにも。ファンの期待を裏切らないこと、これが一番のリスク回避であり、次に繋げるための大事な命綱となります。

また、イベントに関わってくれたすべての方がファンであるという視点を忘れないようでいただきたいところです。ネガティブな発言をすると、関わってくれている方々に不安を与えてしまうから。関わる全ての方にとって誇れるようなイベント価値を保つことが再開時の大きな原動力になります。

しっかりとマネタイズしたイベント施策を提供する

経済不況の波が訪れる今、平時と異なり費用対効果が高いもの。マネタイズできるものが求められています。例えばメイクレッスンであれば、綺麗になる、モテるというよりも「仕事の評価が上がる」メイク、ビジネス研修なら、単に元気を出そう的な内容よりも、「不況下で生き抜く知恵、手法」(例1:オンラインセミナーにて、具体的な集客の方法)を授けるなど。

あと困っている事業者と助けたい消費者の双方にとって利益となる企画は応援されやすいです。(例2:北海道復興のため、賞味期限が迫った事業者の食品をお楽しみ袋として販売したところ即完売に。北海道ふっこう「復」袋

最後にわずか18日で日本最大の33万人以上が参加するまでとなっているのが以下のコミュニティです。(例3:FacebooKコミュニティ「コロナ支援・訳あり商品情報グループ」

困難の中でも誠意を尽くし、ファンの期待を裏切らない姿勢を貫けば応援となって返って来る。そんな優しい未来が待っているのではないかとこのご時世とても感じています。

文/久保田優子

コミュニティ・プロデューサー。株式会社大和 代表取締役。どうすればお客様に喜んでいただき、よりその会社のファンになっていただけるのかを企画・設計・実行したり、コミュニティ運営、イベントやセミナー制作のサポート・お手伝いをするコミュニティ・プロデュースの会社、株式会社大和を経営。これまで神田昌典氏、清水義久氏のサポート、株式会社新規開拓 朝倉千恵子氏のオンラインセミナーの企画立案などを担当。
http://yamato-corp.co.jp/

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