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走り、性能、装備、すべてが着実に進化するBMWのベストセラーSUV「X3」の完成度

2020.05.28

 現行のBMW「X3」は、2017年10月に日本でデビューをはたした。「X3」としては3代目にあたる。スタイリングは先代、先々代からのオープンコンセプトだが、この頃からBMWはフロントグリルのキドニー形が大型化し始めた。「X3」も例外ではなく、かなり大きくなった。

 デビュー当初のパワーユニットは、4気筒2Lディーゼルターボとガソリン仕様の2本立て。標準仕様、X Line、M Sportの3グレードがそれぞれ用意されていた。駆動方式はすべて、XDriveと名付けられた4輪駆動方式を採用。その後、2018年9月に直列6気筒の3LディーゼルターボをBMWとして初めて搭載した。

「M40d」は326PS、680Nmという高性能エンジンで、名称のとおりBMWのモータースポーツ部門、M社がチューンを担当した。2019年6月には直列6気筒3Lのガソリンターボを搭載し「M」と「Mコンペティション」を投入。SUVでもスポーツ、というBMWらしいモデルが充実している。これは510PS、600Nmで、0→100km/hの加速は4.1秒と発表されている。

 このラインアップに最近加わったのが、直列6気筒の3Lガソリンエンジンを搭載した「M40i」だ。387PS、500Nmという性能ほ誇るが、0→100km/hの加速を4.8秒で走り切る実力を備えている。車両価格は5月2日に変更があり、ベースモデルの「X3 X Drive 20i」が675万円、「Mコンペティション」が1401万円と、ひじょうに幅が広い。

小気味よく走る2Lのディーゼルターボエンジン

 今回、4気筒2Lのディーゼルターボを試乗した。2Lモデルは170PS、400Nmに最新の8速ATを組み合わせている。4気筒ディーゼルはアイドリング時の音は抑えられているが、振動に関しては若干体に伝わってくる。トルクは1500回転あたりからアクセルの動きに対しての反応はよく、2500回転をオーバーすると軽快な加速を体感させてくれる。

 0→100km/h加速は9秒台。2Lのスポーティーセダン並みの加速は確保されている。ドライビングモードは、エコプロ/コンフォート/スポーツの3モード。コンフォートモードでの燃費は11.7~19.5km/Lが実走燃費だった。ボディーの大きなSUVが、シーンにより20.0km/L近くで走行したのには正直驚いた。

車内の開放感はあるが視界に改良の余地あり

 室内は天井も高く、開放感がある。フロントシートはやや高めの着座位置で、見晴らしはよいが、Aピラーがやや太めなので左前方に死角があるのは要改良点。ハンドルもスポーツムードを高めるためか、握りがレーシングカーのように太く、手の小さい人には扱いづらい。リアシートも着座位置がやや低いこともあり、足元、頭上空間ともに身長170cmクラスでも不満のない広さだ。

 床中央のトンネルは高いので、快適定員はというとリアは2名。背もたれも4/2/4の3分割なので、中央部分を倒せば、後部の荷室とつながる。荷室は前後長は約940mmだが、左右幅は1100~1290mmある。サブトランクも深さ150mm、左右幅650mm、前後長400mmなので小物入れとして使える。荷室の床面から地面まで710mmだ。

どんどん大きくなるボディサイズ

 「X3」は、部分自動運転を可能とした最高レベルの安全機能、運転支援システムを装備。ステレオカメラとミリ波レーダーセンサーを備えている。さらに車線逸脱、ストップ&ゴー機能付クルーズコントロールや自動ブレーキなども搭載する。BMWはコネクテッドドライブの標準化を2013年に実施しており、スマホ向けのアプリ「BMWコネクテッド」の導入でモビリテイライフをサポートしている。

 新型「X3」に試乗して気になったのはやはりボディーサイズ。2004年に初代がデビューした時は全長4585mm、全幅1855mmだった。最新モデルは全長は135mm、全幅も35mm大きくなってしまった。日本の道ではやや大きく感じる。しかし、その大きさを感じさせないハンドリングの俊敏さ、パワー/トルクのある新型エンジンの投入などで魅力を保ち続けているのはさすがBMWだ。

■関連情報
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2017/at-a-glance.html

文/石川真禧照(自動車生活探検家)

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