
スポーツテック業界カオスマップ2020年版
近年、欧米諸国においてはスポーツを有望産業と捉え、スポーツビジネスが巨大な産業となっている。また、日本でも「日本再興戦略2016」において、名目GDP600兆円に向けた「官民戦略プロジェクト10」の1つとしてスポーツの成長産業化が挙げられており、スポーツ市場規模を2025年までに15兆円に拡大することを掲げている。
実際にスポーツ庁による「FUN+WALK」PROJECTや「スポーツエールカンパニー認定制度」を設ける施策など、国をあげて市場拡大へ取り組むという動きがみられ、スポーツテック業界の発展が大いに期待され、注目を集めている状況だ。
また、国民医療費が42兆円を超える今、スポーツを通じた健康増進は、国民医療費の抑制、健康寿命の延伸への貢献も期待されている。
このような背景からTENTIALは『スポーツテック業界カオスマップ2020年版』を作成した。スポーツテック業界がわかりやすくまとめられているので、スポーツテック関係者は活用できそうだ。
同社は、スポーツテックベンチャーはスポーツから培った情報や技術といった資産を予防医療やウェルネスといった分野に注力する必要があると考えている。社会に還元するエコシステムを官民一体となって推進することにより、日本のみならず世界に通用するポテンシャルを秘めていると信じているという。
構成/ino.
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