2020.06.20

Nikeに追いつけ、追い越せ!走る気分に火をつける厚底ランニングシューズの仁義なき戦い

 箱根駅伝、東京マラソンなど、長距離レースを戦うランナーにとって、今や当たり前の存在になったナイキのランニングシューズ。クッションを生み出す〝厚底〟に加え、ランナーに推進力をもたらす〝カーボンファイバープレート〟を採用。レース終盤まで疲労を抑えながら走り続けられるシューズは、来年のオリンピックでも、多くのランナーが着用することだろう。

 しかし、この状況をほかのシューズメーカーが傍観しているわけもなく、各メーカーの独自技術を投入した「厚底+カーボン内蔵」のシューズが続々とリリースされている。

 ブランド設立当初から厚底シューズを発売していたHOKA ONE ONE(ホカ オネ オネ)は、安定感とクッション性に特化したモデル『カーボン X』を発売中。ランナーのレベルを問わず履けることからすでに多くの市民ランナーにも受け入れられている。

 日本ブランドのアシックスは、東京オリンピックを意識したと思われるロゴが入ったレース用のシューズ『メタレーサー』を投入。夏のマラソンを想定した通気性、そして軽さは多くのトップランナーの支持を集めるはずだ。

 北米No.1ブランドのひとつ、ブルックスも高速巡行性能を重視した高反発シューズ『ハイペリオンエリート』を発売中だ。ハイスピードなレースにも対応するアッパー素材の軽さ、薄さが際立つ作りが特徴となっている。

 残念ながらオリンピックは、来年に延期となってしまったが、それによりシューズの開発をめぐる〝抗争〟はさらに激化する模様。レースに思いをはせながら、その仁義なき戦いを楽しみたい。

日本代表大迫傑も愛用!日本記録を達成した最速シューズ

前足部に配置されたナイキズームエアポッドがクッション性と優れたエネルギーリターンを提供。『ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%』(3万円)。

ミッドソール内のカーボンファイバープレートが安定感とともに爆発的な推進力を生み出す。

レベルを問わず使える高い安定感

HOKA ONE ONE『カーボン X』2万4000円

前方への体重移動を促すソールのメタロッカー構造により、スムーズな足運びが特徴。アッパー素材は軽く、水分を含みにくい素材のため、レース終盤でも快適性を失わない。

〈ココが違う!〉ソールに内蔵されたカーボンファイバープレートは、推進力に加えて着地の際の安定感も生み出すため、ケガの予防にも寄与する。

オリンピックを見据えた意欲作

アシックス『メタレーサー』2万円

つま先が上に反ったソール形状は、スムーズな体重移動を促す。さらに高い反発力を生むカーボンプレートをミッドソールに組み込んだことで、巡航速度を維持しやすい。

〈ココが違う!〉夏のレースを想定しているためか、薄くて軽く通気性の高い素材をアッパーに採用し、シューズ内部の熱気を排出してくれる。

超高反発のスピードレース用

ブルックス『ハイペリオンエリート』2万7000円

反発性と安定性を兼ね備えたミッドソールにカーボンプレートを内蔵。着地の際の足首のブレを抑えて力を伝えやすくすることでエネルギーロスを軽減し、推進力を生み出す。

〈ココが違う!〉195gと全体的にかなり軽量。薄手のアッパーではあるが、しっかりと足を包み込むためホールド感はかなり高く、着地がブレない。

取材・文/今 雄飛

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