人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

今年の梅雨入りは平年より遅い地方が多く、平年より短い梅雨になる見込み

2020.05.23

緊急事態宣言に伴う外出自粛により、例年よりも“春らしさ”を感じられないまま、4月、5月を消化してしまったという印象の人も多いはず。そして、気付けば6月。今年の梅雨はどのくらいの雨量で、また、どれくらいの期間続くのだろうか?

株式会社ウェザーニューズではこのほど、2020年の「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表。それによると、西・東日本の梅雨入りは平年より遅く、今年の梅雨は短めの予想であることなどがわかった。

2020年「梅雨入り・梅雨明け見解」~梅雨入りは平年より遅い地方が多く、平年より短い梅雨に~

今年は5月10日に奄美で、11日に沖縄で梅雨入りが発表された。奄美では昨年より4日早いものの平年並、沖縄では昨年より5日早く、平年より2日遅い梅雨入りとなった。

九州から東北の梅雨入りは平年より遅くなる地方が多い予想。昨年は九州北部、四国、中国、近畿で、1951年以降で最も遅い梅雨入り(※特定しなかった年を除く)となり、九州北部より東北が先に梅雨入りするなど変則的だったが、今年も6月は太平洋高気圧の張り出しが例年と異なる予想のため、梅雨前線の北上がやや遅れることが考えられる。

そのため、九州と四国の梅雨入りは平年よりも一週間程度遅くなる可能性がある。一方、梅雨明けは全国的に昨年より早く、平年並になりそうだ。昨年、最も遅い梅雨明けとなった沖縄でも、今年は平年並の 6月下旬に梅雨明けする見込み。梅雨期間は東北北部と沖縄、奄美を除いた多くの地方で平年より4日以上短くなる予想。東北北部と沖縄、奄美では平年並の期間となる見込みだ。

図1.梅雨期間の傾向

日本の天候に関係する熱帯の対流活動に注目すると、6月はインド洋の赤道付近で対流活動が活発になるのに対して、フィリピン付近では不活発となる傾向。この影響で、日本付近では太平洋高気圧の強まる位置が平年より南に偏り、梅雨前線の北上がやや遅くなる(図2)。

図2.6月の天気図イメージ

7月にかけてフィリピンの東海上で対流活動が活発になり、太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強めるため、太平洋高気圧に押し上げられて梅雨前線が北上する(図3)。

図3.7月の天気図イメージ

沖縄では6月下旬に梅雨明けし本格的な夏が到来する一方で、前線が停滞しやすくなる九州から東北では、7月中旬にかけて大雨に警戒が必要だ。

西日本や東日本は6月下旬から、7月中旬に雨のピーク、太平洋側を中心に大雨災害に警戒

今年の梅雨期間の雨量は、東北、北陸で平年並となるものの、その他の地方では平年並か多い予想(図4)。

図4.梅雨の雨量傾向

6月は梅雨前線を押し上げる太平洋高気圧の北への張り出しが平年より弱く、前線は南西諸島付近に停滞する。

このため、沖縄や奄美では6月前半を中心に暖かく湿った空気が流れ込みやすく、前線の活動が活発化する日があり、5月末から6月中旬にかけて大雨や豪雨に警戒が必要だ。

また、九州南部でも梅雨入り早々大雨となる恐れがある。今のうちに、河川の増水や家屋への浸水、土砂災害などに対する備えをしっかり行ってほしい。

7月は太平洋高気圧が北への張り出しを強め、梅雨前線が本州付近に停滞。九州、四国、近畿、東海、関東甲信は梅雨明けする7月中旬にかけて強雨や大雨の危険性が高まる。北陸や東北でも中旬にかけて曇りや雨の日が多く、梅雨末期の大雨に注意が必要だ。

※本見解は19日時点のもの。

予測が大きく変わる可能性もあるので、最新見解は、スマホアプリ「ウェザーニュース」または、ウェザーニュースウェブサイト「梅雨情報」(https://weathernews.jp/s/news/tsuyu/)にてご確認いただきたい。

■各地方の梅雨入り・梅雨明け予想

※梅雨入り・梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間あり、表には移り変わりの期間の概ね中日が記載されてある。
※沖縄・奄美の梅雨入りは、実際に各気象台が梅雨入りを発表した日付。
※「平年」は、1981年〜2010年の30年平均(入り・明けを特定しなかった年は除外)の日付。

出典元:株式会社ウェザーニューズ

構成/こじへい

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年9月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「マルチレンチ&ツール14」!特集は「オンラインビジネス入門」「Z世代の新・経済学」「軽自動車」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。