
女性が“副業を成功させる”ためのポイント
オフの時間を削って、正社員の女性が「副業」をする理由とは? シューマツワーカーが関東に住む正社員の女性200人に実施した「副業に関する意識調査結果」を見てみよう。
まず、副業をしているもっとも大きな理由は「お金が欲しいから」。次いで「時間が余っているから」が挙げられた。
働き方改革により労働環境がよくなった結果、余った時間を有効活用したいと思っている人が多いのではと考えられる。
また副業をはじめてよかったことを聞いたところ、「年収が上がった」(48%)「新しいスキルが身についた」(17%)のほかに、「ストレス解消になった」を挙げた人が15%いた。副業が本業やプライベートでのフラストレーションを発散する"サードプレイス"になっているのではと考えられる。
副業での1ヶ月の平均収入は、「5万円未満」と答えた人が全体の半数以上。次いで「5万円から10万円未満」と回答した人が24%。この収入があるのとないのでは、生活に大きな違いが生まれそうだ。
現在、「副業をしている人」と回答した人は18%と多くはないものの、「副業をしたことはないが興味はある」と答えた人は43%おり、副業への興味が高まっているのがわかる。
エンジニアやデザイナーといったIT系の副業をしている人は全体の約4分の1で、「事務」「接客」に次いで多い結果となった。
IT系の仕事はリモートでできる場合がほとんどであるため、副業との相性がいい。また、経験したことのある副業は「その他」が一番多く、副業の業務は細分化していることがわかる。
シューマツワーカーで副業をしている副業社員の30代女性のAさん(本業は大手IT企業のwebデザイナー/副業はスタートアップ企業のwebデザイナー)は、
「はじめは正直、本業が忙しいときに副業をするのは大変だと思うことはありました。今は、会社がフレックスタイム制なので、本業を早朝から行い、副業は15時以降にするようにしています。
朝型の生活に切り替えたので、副業をしない日でも朝から趣味のバンドやジムなどを楽しんでいます」とコメント。 時間の使い方をきちんと決めることが、本業と副業を両立する鍵となりそうだ。
今回の調査結果について
調査実施期間:2020年1月17日~1月20日
調査対象:関東に住む20代~40代の正社員の女性200人
調査手法:Webアンケート
構成/ino.
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