[岩手製鐵]ダクフライパン 22cm
軽くて丈夫だが薄く加工するのが困難なダクタイル鋳鉄。その難点を高い技術で克服、製品化した。
鉄の鋳物のフライパンは蓄熱性が高く、短い時間で食材にしっかり熱が通る。また、使い込むほどに油が馴染み、手入れをしながら育てていく楽しみもある。
鋳鉄製のフライパンは素早く熱が通り、ミディアムレアのステーキもこんがりと焼き上がる。小型で軽く、振りやすい。
しかし、鋳物製は重いのが難点。そこで製造元では「ダクタイル鋳鉄」という強度に優れた素材を使うことで薄く加工し、従来の約半分の重さのフライパンを開発した。さらに、錆びにくく焦げ付きにくい加工を施し、使用後の手入れを格段に簡単にした。遠赤外線効果により、食材の旨さを封じ込めて仕上げてくれる。
製造元の岩手製鐵は昭和24年(1949)設立。長年の鋳物製造で培った技術で、革新的な調理器具を世に送り出している。
[岩手製鐵(日本)]
ダクフライパン 22cm 14,300円
鋳鉄。上面直径22×底面直径15cm、取っ手を含む全長39cm。約770g。日本製。IH調理器、食洗機、食器乾燥機の使用不可。
文/DIME編集部