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ナイキの厚底シューズの対抗馬!ブルックス「ハイペリオンエリート」を履いて走ってみた

2020.05.23

多くのランニングシューズのブランドから「厚底」、「カーボンプレート」入りのランニングシューズが続々と発売されている。アメリカの老舗ランニングシューズブランド「ブルックス」から発売されたのが「HYPERION ELITE(ハイペリオン エリート)」。このスピードランナー向けのシューズは、市民ランナーにどう適しているのか?実際に履いて試してみた。

ランニングシューズのホットワードは厚底×カーボン

ここ最近発売されるランニングシューズで特に注目されるのは「厚底」「カーボンプレート入り」というキーワード。箱根駅伝で区間記録を次々に叩き出したナイキのシューズにも、これらが搭載されていてたことを記憶している人も多いでしょう。このナイキが作り上げたランニングシューズの大きな潮流は、もはやシューズブランド各社が無視できない状況で、初夏に向かって各社が次々に新しい「厚底×カーボン入り」のシューズをリリースしていいる。ここで紹介するブルックスの「ハイペリオン エリート」もしっかりとトレンドを取り入れた厚底×カーボンプレート入りのレーシングシューズである。

アメリカの老舗ブランド「ブルックス」

ブルックスは、1914年にアメリカで誕生したランニングシューズブランド。100年を超える歴史は、確かなプロダクトの数々を生み出してきた証といえる。5年前、ホノルルトライアスロンに出たとき、現地のランナーの多くがブルックスのシューズを着用していて、驚いたのを覚えている。それくらい北米では大きなシェアをもつシューズブランドなのだ。

トップアスリート向けの推進力を生むミッドソール

何と言っても最大の注目ポイントは厚底でカーボンプレートが入ったミッドソール。独自素材「DNA ZEROフォーム」を採用し、この中には強力な推進力を生む可変形状カーボンプレートが入っている。ボリューミーな見た目に反して196g(サイズ27.0cm)という重量は、持った瞬間に軽いと感じさせるもの。どんな感覚で走れるのかワクワクさせてくれる。

まず、1キロ6分程のペースでゆっくり走り出す。このくらいのスピードではカーボンプレートがしなり推進力を生む感覚はあまりない。クッションもフワッと柔らかく反発があるというより、カーボンプレートの影響もあってか、少し固めの印象。着地する場所をカカト、中足部、つま先近くと変えていくと、中足部からつま先の着地で自然と前に進む推進力が生まれ、ペースが上がって来る感覚がある。

ペースが勝手に上がる!スピードに注意。

そこからさらにペースを上げていくと、レースシューズの本領発揮と言わんばかりに、カーボンがしっかりしなり、ぐんぐんスピードに乗ることができる。ペースを上げようという意識よりも早く、実際にペースが上がってしまう感覚。トップアスリート向けに作られているだけあり、高速域で安定して走る推進力を感じられた。ただしいつの間にかスピードが上がってくるので、しっかりとペース配分しなければオーバーペースになってしまうので注意が必要だろう。

"スピード"と同様に大事なのがシューズのフィット感。この点でもハイペリオンエリートはかなり優れていると言えるだろう。アッパーは柔らかさがありながら伸びない素材を使用しているため、しっかり目のホールド感がある。しかも極薄に作られており、通気性の高さがうかがえる。

一般的にアッパーに薄手の素材を使っているとホールド感に不安があることが多いが、かかと部分のついているパッドや独特な形状のシューレースのおかげでシューズとのフィット感が高まり、蹴りだした時にかかとが浮く感覚がなかった。

アウトソール(黒い部分)はブルックスの中で一番薄い2㎜。主に地面に接触する部分を可能な限り減らすことで軽量化を実現。この点からも「レース用」という用途を感じる。

歴史あるブルックスから登場した最新のシューズは、軽さ、推進力、フィット感など、高い次元でバランスが取れており、レースで使用したい一足だった。フルマラソンを3時間30分以内で走るランナーが記録更新を狙う時、より短いハーフや10㎞のレースでスピードを出す時に威力を発揮するシューズだろう。価格は、税込み29,700円。ランニングシューズの中ではもちろん高価な部類で、安い買い物ではない。しかし、自己記録更新のパートナーとして、この一足を選ぶ価値はありそうだ。

ブルックス
ハイペリオン エリート
価格 2万9,700円(税込み)
https://www.brooksrunning.co.jp/

今 雄飛(こんゆうひ):ミラソル デポルテ代表。スポーツブランドのPR業務を行うかたわら、自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン。

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