
今春から、ラテンアメリカ発のハイクオリティなドラマを続々配信しているHulu。
『エンジェルズ・シークレット』『JAILERS/ジェイラーズ』に続く第3弾は、コールガールがマーケティング知識を駆使してのし上がっていく“異色のビジネスドラマ”『ザザ・ビジネス/コールガールのマーケティング戦略』だ。
制作を手掛けるのは、『セックス・アンド・ザ・シティ』『ビッグ・リトル・ライズ』『ゲーム・オブ・スローンズ』など数々の人気ドラマを生み出してきたテレビ局HBOグループのHBO Latin America。
日本では、5月30日よりHuluで独占配信がスタートする。
他国の海外ドラマにはない情熱的なラテンの魅力を、ぜひ堪能してみてほしい。
あらすじ
主人公カリンは、美しさもホスピタリティも完璧な、売れっ子コールガールだった。しかし、31歳にして“加齢”という現実を突き付けられる。
客を斡旋する役割を担う“ブッカー”の男性アリエルから「コールガールとしてピークを過ぎている」とハッキリ告げられ、カリンは怒りに燃える。
「自分の魅力は、若さと外見だけではない!」
コールガールとして揺るぎない自信とプライドを持つカリンは、マーケティングの知識を使って成功を掴もうと奮闘する。
見どころ
性産業に従事する女性への偏見はブラジルでも強く、カリンも話中で幾度となくピンチに陥っている。
しかしどんなにピンチの時でも、湿っぽさはゼロ。根っからの負けず嫌いで戦うことが好きなカリンは、フェンシングで心身を鍛え、得たばかりのマーケティング知識で試行錯誤しながら野心をメラメラと燃やす。
とにかく、泥水すすってでも戻ってきそうな気迫がすごい。途中から、だんだん戦国武将に見えてきたのは筆者だけだろうか……。
どこまでもドライでしたたかなカリンからは、きっと勇気を貰えるはずだ。
『ザ・ビジネス/コールガールのマーケティング戦略』シーズン1
Huluで5月30日から独占配信スタート、以降毎週土曜日に1話ずつ追加予定
© HBO Ole Partners
文/吉野潤子
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