
投資経験者と未経験者の「投資」に対するイメージ
「老後2,000万円不足問題」をきっかけに、投資への関心は高まっているが、あなたは「投資」にどんなイメージを抱いているだろう。
ファイナンシャルアカデミーが男女497人に実施した調査では、投資経験者と未経験者では、投資に対するイメージが全く異なるという事実が明らかになった。
未経験者は、投資に対して「リスク」「難しい」といった消極的なイメージを持ち、投資の必要性を感じながらも最初の一歩を踏み出せずにいるようだ。 一方で経験者からは、「学習すれば恐くない」「無知が1番のリスク」といった声があがり、投資を始めるハードルを乗り越えるためには「正しい知識を持つこと」が不可欠だと言える。
また、投資経験者に「投資を始める前の過去の自分に、一歩踏み出すために具体的な言葉をかけるとしたら、どんな言葉をかけますか?」を記述式で尋ねたところ、最も多かったのは「一日でも早くやること!」「まずは始めてみるのが大切」といった、投資実践を促す言葉だった。
その他には、「リスクを把握できれば全くこわくない」といったリスクに対しての言葉や、投資の正しい知識を身につける重要性に関する言葉が見受けられた。
超低金利時代に老後のお金への不安を払拭し、日々の生活をより豊かに送るためには、できるだけ早いタイミングで、自分にとって無理のない範囲で投資を始めることが重要だ。
知識を持たないまま闇雲に投資を行うことは得策ではないが、投資経験者の「しっかりと基礎を学んでからやった方が良い」「怖がらずにまず実践してみることが大事」といった言葉の通り、まずは基本的な知識を身につけ、実践を通してそれらを血肉化していくことが大切だろう。
調査概要
調査テーマ :個人の投資に関する意識調査
調査方法:紙面による調査
調査場所: 東京国際フォーラム、ファイナンシャルアカデミー丸の内本校および大阪校
調査対象 :ファイナンシャルアカデミー主催『お金の教養フェスティバル2020』来場者497名
男女比:男性 50%、女性 45%、無記入 5%
年齢構成:10代 1%、20代 7%、30代 24%、40代 36%、50代 24%、60代 7%、70代 1%
調査実施日 :2020年1月18日、19日
構成/ino.
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