
巣ごもり生活による運動不足で、できるだけ家でトレーニングやストレッチを行うのを心がけている人も多いのではないだろうか。また、知らず知らずのうちに座り時間が長引いたり、睡眠リズムを崩したりしがちなところもある。巣ごもり中は、普段とは異なる健康管理が必要になっている。
そこで今回は、巣ごもり生活の健康管理のサポートになるウェアラブルデバイスを3つ紹介しよう。
1.運動量だけでなくストレスのモニタリングも! Garminのスマートウォッチ「VENU」
ガーミンのスマートウォッチは、運動量やストレス等のモニタリング機能のほか、動画ワークアウトやヨガ・ピラティス筋トレなどをサポートするインドアアクティビティ機能を持つ。
巣ごもり生活では運動量の減少や身体の状態、ストレスが気になるところだ。このスマートウォッチには心拍数、ストレスレベル、アクティビティ、睡眠の質などの収集した活動データを分析し、現時点で体に蓄えられたエネルギー予備量を数値化した「ボディバッテリー」や、運動量を一定時間運動していないとアラートが鳴る「Moveアラート」などのモニタリング機能が備わる。
また、付属アプリの「Garmin Connect(ガーミンコネクト)」では、インドアアクティビティを日常に取り入れることが可能だ。動画ワークアウトのサポートや、ヨガ・ピラティスの心拍数や消費カロリー、ストレスの確認のほか、筋トレ時に役立つ、カウンターや休息タイマーなどのトレーニングをサポートする機能もある。
ガーミンのデータによれば、新型コロナウイルス感染拡大以降、ガーミンコネクトのインドアアクティビティの利用は増加傾向にある。2020年1~3月の日本におけるガーミンコネクトの利用状況を見てみると、昨年に比べ、筋トレやヨガなどのインドアアクティビティが47.8%増と、大きく伸びている。やはり、この巣ごもり生活でトレーニングを行っている人が増えているようだ。
2.トレーニングサポートとストレス・睡眠モニタリングをスタイリッシュにサポート「HUAWEI WATCH GT 2e」
ファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 2e」は、トレーニングサポート機能が充実している。
最先端の技術により、登山、ランニング、水泳、サイクリングなど15種類のプロスポーツをより正確に、かつリアルタイムに計測する。巣ごもり生活では、屋内サイクリング、屋内ランニング、屋内ウォーキングなどが利用できそうだ。
ロッククライミング、パルクールなど85種類以上のカスタムワークアウトモードを追加することも可能だ。
さらに、ストレスモニタリングや心拍計測、睡眠モニタリングなどのモニタリング機能によるデータ分析と記録も可能。巣ごもり中に気になる健康管理に役立ちそうだ。
音楽を聴くこともできるので、作業中、トレーニング中に活用もできる。
3.トレーニングガイダンスに睡眠分析機能も充実!「Polar Ignite」
「Polar Ignite(ポラール イグナイト)」は、高度な睡眠分析機能やトレーニングガイダンスを搭載した、24時間装着したくなるフィットネスウォッチだ。
その理由は、まず睡眠時の心拍数を分析して自律神経の状態を確認することができる高度な睡眠分析機能を搭載している点にある。睡眠時間や就寝・起床時間、レム睡眠の時間、睡眠サイクルの回数などが分かり、巣ごもり生活中の睡眠コントロールに使えそうだ。
さらに、過去のトレーニング履歴や体の回復状況などを基に、その日のうちに実施が推奨されるトレーニングメニューを提案してくれる。さらにトレーニング直後にトレーニング効果をフィードバックする機能も。巣ごもり中のトレーニングのヒントになりそうだ。
巣ごもり生活ではいつもとは異なる運動習慣や健康管理が必要になる。なかなか思うようにいかないというときには、これらのウェアラブルデバイスを導入することで何かヒントを得られるかもしれない。
Information
Garmin「VENU」
https://www.garmin.co.jp/minisite/vivo/venu/
HUAWEI「HUAWEI WATCH GT 2e」
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt-2e/
POLAR「Polar Ignite」
https://www.polar.com/ja/ignite
取材・文/石原亜香利
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