
約9割の親が「STEAM教育」は将来に必要であると回答
Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を学習する『STEAM教育』が子を持つ親世代から注目を集めている。
イー・ラーニング研究所の調査によると、STEAM教育の各分野において関心の有無を調査したところ、各分野ともに、80%以上の人が「ある」「ややある」と回答しており、満遍なく関心度が高いことがわかる。
また、各分野において「ある」と答えた人に注目すると科学分野は51.9%、技術分野は55.6%、工学分野は43.2%、芸術分野は61.7%、数学分野は54.3%という割合になり、芸術分野がSTEAM教育の分野で最も関心を集めていることが明らかになった。
デジタル化が進むにつれ、テクノロジーを駆使して新しい物を生み出すクリエイティブなスキルが求められていくため、芸術・美術分野が感性や教養を身に付け、想像力と創造力を育める教育として注目されていると推察できる。
約9割がSTEAM教育は将来に必要であると思っている
「STEAM教育は将来に必要であると思いますか<SA>」という問では「はい」が87%、「いいえ」が13%となり、約9割がSTEAM教育は将来に必要であると思っていることが明らかになった。
デジタル化が進んでいく時代に合わせ、子どもたちがシステムの動く原理原則を理解できる能力やクリエイティブな思考を育めるよう、専門の知識や技術を学べるSTEAM教育が必要と考えていることがわかる。
「STEAM教育に関する意識調査アンケート」調査概要
調査方法 : 紙回答
調査地域 : 全国
調査期間 : 2019年12月3日(火)~2020年1月9日(木)
調査対象 : 20代~50代の子どものいる親 男女 計179人
構成/ino.
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