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運動量が減っている今、補うべき栄養素は?外出自粛生活におすすめの3つのサプリメント

2020.05.22

新型コロナウイルスの影響下で、ますます健康意識が高まっている。しかし在宅勤務や外出自粛により、いつもより運動量が減っており、何か特別に対策を考えたいものだ。

在宅でも忙しいビジネスパーソンにとって、やはりサプリメントは有効な一手段と言えそうだ。この時期、サプリメントはどんなものをどのように取り入れるのが良いか、サプリメントに詳しい健康健康マネジメント・スクールの水野雅浩さんに聞いた。

サプリメントの2つの役割

サプリメントを活用することは、在宅生活が続くビジネスパーソンにとっておすすめだと水野さんは話す。

「今の状況下だからこそ、サプリメントを積極的に活用することをおすすめします。サプリメントの役割は大きく分けて2つあります」

1.足りないものを補う

「一つは、足りないものを補うということ。

例えば、納豆に含まれる『ビタミンK』という成分。これは骨を強くする成分として有名です。しかし、関西圏のように納豆が食文化にない土地柄もあるでしょう。このようなときにビタミンKを含むサプリメントが役立ちます。サプリメントは、食生活の中に不足しているものを補うという役割があります。

今の生活の中で不足しているものがあったら積極的に補い、まずはマイナスの状態から、プラスマイナスゼロにもっていくことが必要です」

2.より健康になるための健康投資

「2つ目は『より健康に』なるための健康投資の役割。新型コロナウイルスの影響で、私たちの健康意識は上がったはずです。その健康意識の中には、今、健康なだけではなく、これからもずっと健康でいたいという気持ちが含まれているはずです。そのためにも、より健康になるために基本となる食事、睡眠、運動、ストレスケアに加えて、サプリメントを活用することをおすすめしたいと思います」

●サプリメント活用はビジネススキルの一つ

「私が以前、仕事をしていた香港は世界の金融都市であることもあり、世界のできるビジネスパーソンたちが集まっていました。彼らは毎日の健康マネジメントが仕事のパフォーマンスを決めることを知っているため、食事にも細心の注意を払い、さらにサプリメントも活用していました。それは、健康への投資であるとともに、仕事への投資でもあったのです。日本では栄養学の教育が普及していませんが、これからの時代はビジネススキルの一つとしてとらえてもよいと考えています」

在宅生活におすすめのサプリメント

在宅勤務で、太陽に当たらない、運動不足、集中力や免疫力が気になるときにおすすめのサプリメントを水野さんに聞いた。

●「ビタミンD」

「ステイホーム、在宅ワークになると圧倒的に太陽に当たる機会が減ってしまいます。ビタミンDは太陽の光を浴びることによって、私たちの体内で合成されるビタミンです。それがビタミンDが『太陽のビタミン』と呼ばれる理由です。

このビタミンは、筋肉の形成を助けるだけではなく、認知症対策、免疫力をキープする作用があるといわれており、ここ10年、世界で大注目を浴びているビタミンです。

特に女性の方は、外に出るときも日焼け止めをしているため、一年中ビタミンD不足。次世代に生まれてくる子どもが、生まれた時から極端にビタミンD不足になっていることが社会的な課題となっています。

ステイホーム時でも、1日30分は太陽の光を浴びてビタミンDを作ること。それが環境的にむずかしければ、ビタミンDのサプリメントを活用しましょう」

●「食物繊維」

「ステイホーム、在宅ワークになると運動量が減り、食べる量が減り、便秘になっている方の悩みを聞きます。食物繊維は、過去に『野菜のカス』という位置づけで見向きもされない時期が長く続きましたが、今では第六の栄養素として世界的な注目を浴びています。

食物繊維は免疫を担う腸内環境を整える善玉菌を増やしてくれるので、便秘の解消だけではなく、免疫力キープにも寄与してくれます。また、国立がん研究センターの研究チームによれば、食物繊維を多く食べると死亡リスクが2割減ることが分かっています。さらに、東北大学大学院医学系研究科行動医学の研究では、腸の環境と脳には深い関係があることが分かっています。つまり、腸内環境が悪いと不安やうつなどメンタルダメージにつながる可能性があるということが示唆されているのです。

食生活の中では、食物繊維をリッチに含む豆類や野菜を日々の生活に取り入れたいものです。食物繊維が足りないと思う方は、健康食品で積極的に補いましょう。

食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類がありますが、腸内細菌の善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維から始めるとよいでしょう。水溶性食物繊維には、難消化性デキストリン、イヌリン、レジスタントスターチなどがあります。まずは、トクホなどに使われている難消化性デキストリンをおすすめします」

●「ユーグレナ」

「免疫ケアサプリメントの中で際立っているのが『ユーグレナ』です。健全な免疫システムをサポートすることを臨床試験が示唆しています。プラセボ群と比較して90日間のサプリメンテーション期間で上気道感染症(URTI)症状数、病気日数、罹患日数が少ないことが報告されています。私も、米国社のユーグレナを含むサプリメントは毎日欠かさず飲んでいます」

サプリメントを飲むタイミング

この時期、サプリメントで補おうと考えるビジネスパーソンもいるだろう。しかしサプリメントを飲み慣れていないとわからないことも多々ある。水野さんに飲むタイミングや飲み方を聞いた。

「飲むタイミングは、『食事と一緒に』と覚えるとよいでしょう。食事では多様な栄養素を摂ることが私たちに好ましい健康効果をもたらします。そのため、食事を摂った後に、食べ物と混ざる形で取り入れるのがよいでしょう。

食物繊維は、食事の前や最中に胃腸に取り入れることで、食事に含まれる糖質や脂質の吸収を穏やかにするフィルターの役割もしてくれます。私は、オフィスや台所に砂糖を入れる容器(シュガー・ポッド)に、食物繊維を入れてファイバー・ポッドを準備し、ご飯を炊くとき、コーヒーを飲むときなどに入れて、ちょこちょこ食物繊維を取り入れるようにしています。おかげで腸内環境が良いためか、お通じもよく、体調を崩すこともありません」

サプリメントは、在宅生活において役立つ存在。とはいえ、水野さんが言うように、健康の基本は食事、睡眠、運動、ストレスケア。その上でサプリメントを活用してみよう。

【取材協力】
水野雅浩さん
健康マネジメント・スクール代表。健康経営アドバイザー。予防医学・生活習慣・サプリメントの専門家。
著書「太らない疲れない7つの習慣」はアマゾン総合1位に。現在は「健康を企業文化に」をテーマとして健康経営導入アドバイザーとして企業研修を行い、健康経営の定着を支援している。
HP:http://www.healthylifepj.com/
Mai:healthylifepj@gmail.com

取材・文/石原亜香利

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