人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

新型コロナの影響で五月病は増えた?減った?精神科医に聞いてみた

2020.05.19

毎年、ゴールデンウィーク明けに増えるといわれる「五月病」。今年は「コロナうつ」などのワードも聞かれるほど、コロナの影響もあり、いつもとは様相は異なる。精神保健指定医で認定産業医の宮島賢也先生に、今年の五月病についてや、五月病の症状を感じたときの対処法を聞いた。

今年の「五月病」はどうなる?

今年はコロナによる環境の変化などから、通常の5月とは異なる。そもそも今年、五月病は起こり得るのだろうか? 宮島先生は次のように話す。

「大いに起こり得ます。そして、起きています。五月病は、医学的な病名ではありませんが、ゴールデンウィーク明けに会社に行きたくないなどの症状が出るもので、それまでとの環境変化の大きさによって起きるものです。そのため、今年はコロナの影響が大きすぎるので環境の変化も大きいです。テレワーク、在宅勤務などこれまでに経験の無い働き方が始まり、子どもの休園・休校など、育児環境の変化も大きいです。五月病というイメージではないですが、五月病と同様の症状が出ることはあるでしょう」

五月病の相談、例年と異なる点は?

今年はやはり、宮島先生のところに寄せられる相談内容は、例年と異なるのだろうか?

「例年と比べて、やはりコロナの影響が大きいですね。テレワークや在宅ワークにより、上司、同僚と相談しにくい状況になり、相談をうまくできない方がますますコミュニケーション困難になっている。また日中のストレスを夜の飲みニケーションで発散していた方々も、自粛で夜のストレス発散がしにくくなっているなど。

一方、夫婦で一緒にいる時間が増えていて、ストレス発散となればいいのですが、コロナ離婚の危機になっている方もいます。お子さんの休校や保育の困難な状況で、子育てのイライラが倍増している家庭も増え、コロナ虐待になっている家庭もあります」

五月病のような症状が出たらどうする?

今年、五月病のような症状、例えば「仕事へのやる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなる」などの症状が出たら、どのようにすればいいだろうか。

「今年は、コロナ、五月病をきっかけに人生を見直す最大のチャンスです。これまでと同じ生き方、目標設定では対応できない状況になっている方もいます。そういうときは、『真(しん)我(が)の実践」「真(しん)我(が)の和解」という言葉を交互に唱えるようにお伝えしています。『真(しん)我(が)』とは本当の自分のことです。その言葉を唱えることで自分の中にある真我=生命力から、心の免疫力、心の自然治癒力がみなぎってきます。同時に、愛の心、感謝の心、勇気、希望の心が引き出され、自分の心の中にある『誰かに対する敵対心、葛藤、戦いの心』が解消され、不安、心配、悩み、苦しみが自然と消えていきます。

スティーブ・ジョブズなど、大成功した方たちも、人生の最後で、一番大切なものはお金ではなく、愛、家族の愛と気付いたと言います。今のうちに、家族の愛、命の大切さに気付き、一日、一日を大切に生ききりましょう」

今年はいつも以上に環境の変化が大きい4月~5月となり、五月病の枠を超えていると考えられる。ゴールデンウィーク明けから不調を感じているなら、ぜひ、今回のアドバイスをヒントにしたい。

【取材協力】
精神保健指定医 認定産業医 宮島 賢也先生
7年間薬では治せなかった自分のうつの根本原因をYSメソッドで解消。2016年8月からYSこころのクリニック院長。最新刊は村井美月、田中ひろみ先生と共著『マンガでわかる うつゼロ』(マキノ出版)
YSこころのクリニック http://shingaclinic.com/

取材・文/石原亜香利

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年5月15日 発売

最新号のDIMEは年間300万円節約するサブスク活用術!特別付録は「デジタルポケットスケール」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。