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経理担当者が描く理想のキャリアパスTOP3、3位会計士・税理士、2位キャリアチェンジ、1位は?

2020.05.18

大中小と企業規模問わず、会社になくてはならない経理担当。伝票整理、経費精算、勤怠管理、決算書の作成など行い、従業員が安心して働けるようサポートをする縁の下の力持ち的存在だ。

そんな経理担当者たちは、自分たちの仕事をどのように捉え、また、どのようなキャリアパスを描いているのだろうか?

そこで今回、経理担当男女852名を対象に“キャリアに関する意識調査”が株式会社ラクスにより実施されたので、その結果を紹介していきたい。

経理担当者による「経理の仕事」、「経理としての自分」の評価

■7割以上が「経理の仕事」「経理としての自分」を肯定

企業で働く経理担当者に「経理/財務として働く自分が好きか」を尋ねる調査が行われたところ、「好き」と回答した方は76.1%に上る。また、「経理/財務として働く自分に誇りを持っているか」との問いに対しては、72.5%が「誇りを持っている」と回答。こうした結果から、経理担当者の大半は経理の仕事、経理としての自分に肯定感を持っていることがうかがえる。

■経理担当者が最も自信を持っているビジネススキルは「事務処理能力」

「最も自信を持っているビジネススキル」について尋ねる調査が行われたところ、「ある」と答えた方のうち「事務処理能力」(35.9%)が最も多く、次いで「コミュニケーション力」(11.4%)、「実行力」(7.8%)となり、「事務処理能力」という回答が飛びぬけて多い結果となった。このことから、事務職のスペシャリストとしてスキルに自信を持っている様子がうかがえる。

■経理のキャリア形成

「経理/財務のキャリア形成において魅力に感じる点」については、「事務処理スキルが身につく」が44.5%と最も多い回答となり、以降、「数字を扱うスキルが身につく」(40.7%)「経営者視点が身につく」(29.3%)と続いている。

前項の回答と併せて、「事務処理スキル」が経理のキャリア形成において魅力に感じる点かつ、最も自信を持つスキルであることが分かった。

また、「経理/財務のキャリア形成において不満に感じる点」について尋ねる調査が行われたところ、「不満に感じる点がない」が38.5%と最も多い回答となり、経理担当者の仕事に対する肯定感を裏付ける結果となった。一方、2位には「他職種への転職がしにくい」(20.2%)が入る結果となり、専門職ならではの悩みがあることがうかがえる。

■経理担当者が描く未来像

「目指していきたい未来像はあるか」との問いに対し、「ある」と答えた方は41.2%だった。「ある」と答えた方が目指すのは、1位が「経理部長」(25.6%)と最も多く、経理の延長線上にキャリアプランを描く方が多いことが明らかに。次いで、2位は「他職種へのキャリアチェンジ」(17.7%)、3位には「会計士/税理士」(13.4%)と続いている。

■「目指す未来像を実現するための計画」がある方ほど、ポジティブなキャリア形成志向を持っている

「目指す未来像がある」と答えた方を対象に、「それを実現するための計画があるか」を尋ねる調査が行われたところ、全体の22.8%が「ある」と回答。

また、経理担当者全体と、目指す未来像を実現するための計画があると答えた方を比較したところ、「自身の仕事に誇りを持っている」と答えた方は87.2%に上り、経理担当者全体の回答率72.5%と比べ約15ポイント上回った。

さらに、自身のスキルアップのために行っていることとして、「経理分野以外のビジネスに関する情報収集を積極的に行っている」との項目を挙げた方は、経理担当者全体の21.9%に対し、目指す未来像を実現するための計画がある方は62.2%と、約40ポイント多い結果に。「資格取得のために勉強をしている」との項目を挙げた方についても、経理担当者全体の16.1%に対し、目指す未来像を実現するための計画がある方は79.8%と、60ポイント以上上回る結果となった。

これらの結果から、目指す未来像を実現するための計画がある方ほど、一般の経理社員よりも自身の仕事に誇りを持つ傾向が高く、実際にスキルアップに向けて行動に移している方も多いということが明らかになった。

「経理の仕事」の実情

■仕事のやりがい、不満

「経理の仕事でやりがいを感じるとき」について尋ねる調査が行われたところ、1位は「仕事で頼りにされたとき」(38.7%)、2位は「決算業務など、大きなプロジェクトを終えたとき」(32.4%)、3位には「自分にしかできない仕事ができたと感じたとき」(29.7%)が続いている。

また、「自分の能力が活かせていると感じるとき」をフリーアンサー形式で尋ねる調査が行われたところ、「社内の制度変更までたどりつき、コストカットに成功した」「業務の効率化を進めてきた」など、付加価値の高い仕事ができたときに自分の能力が活かせていると感じ、やりがいを見い出したという声も挙がっている。

一方、仕事に対する不満を感じるときについて尋ねる調査が行われたところ、「業務過多のとき」(29.4%)が最も多く、「給与待遇が見合っていないと感じるとき」(25.4%)、「経理/財務の仕事を他部署に理解してもらえないとき」(23.4%)という項目が続いた。

■大変だと感じる業務

また、「業務内容で最も大変だと思うこと」として「事務処理量が多い」(34.3%)次点で「事務処理のフローが煩雑」(18.5%)が挙げられている。「人員が削減されて補充されない」「できて当たり前と思われ、間違いがあると強く叱責される」などの声があることからも、事務処理が多く発生する部門ならではの不満があることが見えてくる。

さらに、「みんなが知らないであろう、意外と大変な仕事」についてフリーアンサー形式で尋ねる調査が行われたところ、「質問対応」「他部署とうまくやること」「営業とのやり取り」「経営層への根回し」など、コミュニケーションの取り方について言及する回答が多く挙げられた。「業務内容で最も大変だと思うこと」の回答においても「承認者とのコミュニケーション、調整」が上位に挙がっていることから、目に見える大変さではないけれども、コミュニケーション面における精神的な苦労や悩みがあることが浮き彫りになっている。

■悩みの相談相手

「仕事で悩みがあるとき誰に相談をするか」との問いに対し、最も多かった回答は「上司」(29.1%)となり、続いて「同部署の同僚」(23.1%)、「家族」(22.5%)となった。上位3項目の回答者を合わせると74.7%となり、仕事の相談を身近な方にする方の割合が高い一方で、「相談できる人がいない」(14.7%)という悩みを抱えている方も、約7人に1人いることがわかった。

■まとめ

経理として働く自分が好きで、自身の仕事に誇りを持つ方が多数を占めるなど、ポジティブな回答も多く見受けられた一方で、キャリア形成において「他職種への転職がしにくい」ことを挙げる方が一定数いるなど、専門性が高い職種ならではのキャリア形成に関する悩みがあることも明らかになった。

キャリアプランについて「目指す未来像があり、実現するための計画もある方」は、業務以外のビジネスに関する情報を収集したり、資格を取得するために学習したりするなど、自身が望むキャリアの実現を目指しているケースが多いことも判明した。

また、実務的な部分では、「事務処理」をはじめとした業務の多さに悩んでいるケースも多く見られた。一方で「自分の能力が活かせていると感じるとき」という質問に対して「社内の制度変更までたどりつき、コストカットに成功した」「業務の効率化を進めてきた」という声が挙がるなど、ルーティン業務以外の部分での回答も見られた。

<調査概要>
調査名称:楽楽精算「経理担当者のキャリアに関する意識調査」
調査目的 :経理担当者のキャリアに関する考えを把握する
調査対象:経理担当の会社員
調査地域:47都道府県
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2020年3月11日~12日
有効回答数:852サンプル

出典元:株式会社ラクス
https://www.rakus.co.jp/

構成/こじへい

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