
メイトーブランドの協同乳業株式会社が販売する「ホームランバー」は1960年、日本初の「当たりくじ」つきアイスとして発売された。以来、60年の長きにわたって愛され、市販向けアイスクリームの中では最長寿となるブランドとして知られている。
5月10日(日)には、「メイトーの日」に発売の60周年記念商品「ホームランバー銀紙アソート60周年記念パッケージ」をはじめ、続々と新商品が発売された。本稿では、そんなロングセラーアイス「ホームランバー」のこだわりと歴史を紹介していきたい。
ホームランバーの3つのこだわり
①当たりへのこだわり
1960年に日本初の「当たりくじ」つきアイスバーとして発売された当時、スティックに「満塁ホームラン」「ホームラン」「ヒット」などの焼印を入れた当たりつきキャンペーンが実施された。現在でもマルチパックシリーズにおいて、ホームランがでればもれなく、一塁打・二塁打・三塁打が出たら、合計4ポイント集めると抽選でオリジナルグッズが当たるキャンペーンが、年間を通して実施されている。
②味へのこだわり
昔は甘さを重視していた本商品も、現在は乳の味わいとのバランスを考えた味にするなど、時代に合わせて味が変化。
③「お手ごろ」へのこだわり
発売当初、高級品だったアイスクリーム市場に突如現れた、1本10 円の「アイスクリームバー」は大人気に。現在発売している、マルチパックタイプのホームランバーは 10本入り350 円(税抜)。1箱で2種類の味を楽しむことができることからお財布にも優しく、子どもにも喜ばれるアイスとなっている。
『メイトーホームランバー』の歴史
起用する芸能人や、キャンペーン・景品も大反響を呼ぶものが多かった「メイトーホームランバー」。60年の歴史を振り返る。
<抜粋>
1955年:日本初のアイスクリームバー誕生 なつかしの銀紙包装
1960年:日本初の当たりつきアイスクリームバー「ホームランバー」誕生
巨人で大活躍の長嶋茂雄氏をキャンペーン広告に起用
1970年:映画「未知との遭遇」によるUFOブームに湧く中、UFOプレゼントキャンペーンが大人気に
1980年:「スピードガンが当たるキャンペーン」を実施。
1982年:10本箱入りホームランバー(バニラ&チョコ)新発売
1994年:レトロブームの中、ホームランバーもレトロパッケージを発売。景品も「レトロ風ボトルシップ」や「レトロ風スタンドライト」などもレトロテイストに。
2002年:ホームランバー40周年記念 「エキサイトスタジアム DX」プレゼントキャンペーン
2010年:ホームランバー50周年記念 プレミアムホームランバー発売
2014年:大人向けの「ホームランバーNEO」が誕生
2015年:ホームランバー55周年「ホームランバー スペシャリテ 太陽のチーズケーキ」発売
2020年:ホームランバー60周年
『メイトーホームランバー』もうひとつの歴史
『メイトーホームランバー』といえばおなじみのホームラン坊やも、長年の歴史とともに変身してきた。初代から数えると現在の姿で 13代目となる。
(左より 初代、2代目、3代目、4代目、5代目、6代目、7代目、8代目、9代目、10代目、11代目、12代目、13代目)
■60周年記念!続々と新商品を発売予定!
5月10日:ホームランバー 銀紙アソート 60周年記念パッケージ
5月18日:ホームランバー 変化球味
6月1日:ホームランバー バニラ&チョコ 全ヒットラッキーパック
ホームランバー プチパリチョコ 全ヒットラッキーパック
出典元:協同乳業株式会社
https://www.meito.co.jp/
構成/こじへい
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