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5Gサービスがスタートしたけれど…ドコモのエリアは?5Gギガホは?料金は?専門家が徹底検証

2020.05.18

各社で特徴が出た5Gの料金プラン

石川氏:KDDIが他社のプランをパクりまくりの料金プランだったのが面白かった。6月以降に提供する「データMAX 5G ALL STARパック」はよくできていて、やるなぁと思った。

【参考】データ使い放題で人気エンタメコンテンツがセットのau 5G料金プラン

法林氏:auは去年から「データMAX」プランをやっていたから、無制限をやるんだろうっていう伏線はあった。あとは、テザリングと海外ローミングの容量制限をどれくらいにするのかということがポイントだった。あの発表の仕方も、段階制になっていて良かったね。

石川氏:一番少ない「データMAX 5G」が30GBで、だんだん増えて最終的にデータMAX 5G ALL STARパックは80GBになる。メディアとしては「お、やったじゃないかKDDI」という感じになったのがうまいなと。

石野氏:まさかソフトバンクの「メリハリプラン」をパクってくるとは思わなかったですよ。

【参考】メリハリプラン | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

石川氏:使ったデータ容量が少なかったら1500円割引く(auの場合は1480円割引)ところをパクってくるとは思わなかったし、パクったことをKDDIの髙橋社長は否定しないからね。よくできていると言っていたし。

法林氏:料金プランは、昔からソフトバンクは上手に作るので。だから、いただけるものは、いただきましょうということでしょうね。

石川氏:競争上、やらざるを得ないし。だから、料金に関しては、各社それぞれ面白かったかな。

石野氏:強いて言えば、ソフトバンクはちょっとつまらなかったかなぁ。

石川氏:まあねぇ。

法林氏:ソフトバンクの発表のとき、SNSでの叩かれ方はひどかった。「なんだよ、無制限じゃないのかよ」みたいな投稿がたくさんあって、ちょっと可哀想だった。

石野氏:そこはソフトバンクらしくなく、空気が読めないところがあったなという感じがしました。

石川氏:ソフトバンクはあまりネットワークにコストをかけたくないという感じがする。5Gにそんなに投資しないし。DSS(ダイナミック・スペクトラム・シェアリング)的なものを導入して4Gの周波数に5Gを混ぜ込むようなことをしようとすると、基本的に4Gの帯域しかないので通信速度はそんなに出ないだろうし、スマホの画面に5Gと表示するだけにしかならない。そうなると、ああいった限界のあるプランになっちゃっているのかなって気がする。

 ただ、今回の各社の料金プランは結構魅力的ですよ。特にドコモのネットワークが無制限で使えるというのはプラスなので、5G云々じゃなくて、スマホを徹底的に使い倒したいという人には、このタイミングで5Gスマホにデビューするのはアリって感じがします。

石野氏:無制限はヤバいですよね。

石川氏:ドコモは思い切ったことをしたなと。

法林氏:1つ気にしているのが、Y!mobileでモバイルWi-Fiルーターを使っている人はあまりいないと思うけど、UQ WiMAXとかはモバイルWi-Fiルーター需要が減るのかなと思っている。一応、auはテザリングのときに容量制限があるけど、5Gのプランで使い放題は4GエリアでもOKなので、もしかすると4Gのルーターをやめて5Gスマホでテザリングしまくる方が幸せかな。

石野氏:そういうニーズを考えると、7月以降に発売予定のシャオミの「Mi 10 Lite 5G」とかはアリだなって気がする。

石川氏:一人暮らしするような人だったら、5Gスマホで一本化するくらいがいいかも。家の固定回線は引かないのが大前提で、パソコンを使いたいときはテザリングでOKという気がする。

......続く!

次回は、続々登場する最新の「5Gスマホ」について話し合う予定です。ご期待ください。

法林岳之(ほうりん・ たかゆき)
Web媒体や雑誌などを中心に、スマートフォンや携帯電話、パソコンなど、デジタル関連製品のレビュー記事、ビギナー向けの解説記事などを執筆。解説書などの著書も多数。携帯業界のご意見番。

石川 温(いしかわ・つつむ)
日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、2003年に独立。国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップルなども取材。NHK Eテレ「趣味どきっ! はじめてのスマホ」で講師役で出演。メルマガ「スマホで業界新聞(月額540円)」を発行中。

石野純也(いしの・じゅんや)
慶應義塾大学卒業後、宝島社に入社。独立後はケータイジャーナリスト/ライターとして幅広い媒体で活躍。『ケータイチルドレン』(ソフトバンク新書)、『1時間でわかるらくらくホン』(毎日新聞社)など著書多数。

房野麻子(ふさの・あさこ)
出版社にて携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年からフリーランスライターとして独立。携帯業界で数少ない女性ライターとして、女性目線のモバイル端末紹介を中心に、雑誌やWeb媒体で執筆活動を行う。

構成/中馬幹弘

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