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100%天然羊毛でウールの魅力を継承し続けるポルトガルのファブリックブランド「Burel FACTORY」の再生物語

2020.05.19

スペインの国際展示会で表彰を受け、ニューヨーク、パリなど主要都市の展示会でも注目を浴びているポルトガルのブランド『Burel FACTORY』が日本上陸。そこで今回は「Burel FACTORY」の歴史や魅力を紹介しよう。

甦った伝統のファブリックブランド「Burel FACTORY」

Burel FACTORY は、ポルトガルのエストレーラ山脈の山間にある小さな村 MANTEIGAS・マンティガスにある。

ここは古くから羊飼いを極寒から守り続けてきた“マント”の発祥の地。標高 2000M に迫るポルトガルの最高峰の山々に放牧されるボルダレイラという羊から、100%天然の羊毛生地(ブレルウール)が伝統的に作られてきた。

Burel FACTORYの歴史は、1947年に誕生したポルトガルを代表する一つの工場から始まる。

1890 年代から受け継がれる伝統ある織機を改良しながら、レトロなデザインやユニークな色調のブランケットなどを丁寧な手仕事で仕上げ、その技術が代々引き継がれてきた。しかしながら、その伝統もだんだんと後継者がいなくなり、衰退の一途を辿ることとなる。 そんな中、2006 年に山岳探検家、イザベルとジョアンがこの地を訪れたことで運命が変わることになる。 

再生され、新たに誕生した Burel FACTORY 

100 年を超えて受け継がれる伝統の技術や知識、そして美しい大自然に囲まれた景観に魅了された 2人は、すぐにその地を拠点とすることを決め、Burel 再興のため動き出した。 まず、古寂れてしまったホテルを買い取り、全面改装をして生まれ変わらせる。

そのホテルを経営する中で、伝統のブレルウールの技術を活かし、新たに内装やインテリアへの活路を見い出した。その地域活性化への貢献により、2008 年にはポルトガル観光局より最優秀賞を受賞。 また2010 年より、地域の伝統工芸と現代的な技術やデザインの和合を目指し、17 組のクリエイターによる羊毛基軸にした新たな創造発信にも取り組んでいる。

2013 年にはマンディガス村の古い工場を改修、そこに伝統工芸の継承と地域活性化を目的としたミュージアムも併設された。 

ブレルウールの魅力 

ウールの良さといえば、やわらかで丈夫な手触り、抜群の温かさといった、使い心地の良さが挙げられるが、ブレルウールはその高い品質を世に広めるため、様々なかたちでウールの魅力を発信している。

ブランケットやストールはもとより、洋服やバッグ、オフィス関連グッズなど、日常使いの幅広いアイテムとしても取り入れることができる。また、耐摩耗性に優れ、耐火性能、吸音性能も有しているため、建 築の壁面装飾にも広く使われている。 

職人の手作業によって施される、ユニークな表情もブレルウールならではだろう。古くからの機械を使って 100 年以上にも渡り受け継がれる伝統が、新しい技術と融合されることで見せる現代のデザイン。Burel FACTORY は、歴史を守りながらも新たな挑戦を続けている。

そして、“Burel”はファブリックブランドでありながらも、歴史の保全や、雇用の取り組み、地域の活性化なども含めて、ライフスタイルブランドとしてのひとつの大きなプロジェクトでもあるのだ。  

構成/ino.

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