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これってコロナうつ?精神科医に聞く一般的なうつ症状との違い、兆候、早期予防法

2020.05.15

最近は「コロナうつ」という言葉をよく耳にするようになった。なんだか最近、精神的にまいっている。自分はコロナうつかも?と感じている人もいるかもしれない。そこで今回は、精神科医のゆうきゆう先生に、コロナうつと一般的なうつの違いや、兆候、早期予防策をインタビューした。

「コロナうつ」とは?

―コロナうつは、ほかの一般的なうつとどのように異なりますか?

「一般的なうつでは、日常的に極度のストレスがかかり、精神が疲弊してしまい、落ち込んでゆくというパターンが多いかと思います。

しかし『コロナうつ』の場合はうつを引き起こす原因が明確であり、それに反応してうつ状態に陥っている点が、一般的なうつとは明確に異なります。

また、『コロナうつ』には強迫性障害の傾向がある方だと、より、なりやすいようです。強迫性障害があると、周囲に敏感に反応しすぎて、たとえば必要以上に何度も手を洗ったりなどしてしまいます。この傾向を持つ方は、コロナウイルスなどの病気を現実以上に恐れてしまい、精神的なダメージを受けてしまうのです」

「コロナうつ」の兆候

最近、調子がよくないと感じているなら、次の項目でコロナうつの兆候がないかチェックしてみよう。

1.人との関わりを必要以上に忌避する

「コロナウイルス感染を恐れることによって、人との関わりを必要以上に忌避するようになります。すると次第に孤立してしまい、引きこもり状態になりがちです」

2.生産的な活動をするエネルギーが枯渇する

「感染を過剰に恐れることにより精神が摩耗してしまい、生産的な活動をするエネルギーが枯渇してしまいます」

3.睡眠障害がある

「精神的に疲弊すると、不眠や過眠などの睡眠障害が生じてきます」

4.ネット依存傾向

「コロナウイルス情報を収集しようとしてネット依存に陥ってしまいます」

「コロナうつ」の予防法

―「自分はコロナうつかな?」と感じている人に向けて、深刻化するのを防ぐためのアドバイスをください。

1.コロナに関する情報を必要以上に閲覧しない

「必要以上にコロナウイルスに関する情報を閲覧しないことです。たとえばネット検索する時間を自分で決めて、それ以上は見ないという『デジタルデトックス』はおすすめです」

2.ビタミンCを積極的にとる

「ビタミンCは感染予防に有効であることがわかっていますので、積極的にとりましょう」

●参考
厚生労働省の「eJIM」によれば、ビタミンCを多く含む食品には次のものがあると書かれている。

・柑橘類(オレンジやグレープフルーツなど)およびそのジュース、赤ピーマン、緑ピーマン、キウイフルーツ

・ビタミンCを含むその他の果物や野菜。ブロッコリー、イチゴ、カンタロープ・メロン、ベイクドポテト(焼いたじゃがいも)、トマトなど

3.生活リズムを守る

「身体面はもちろん、精神面での健康を保つためにも、生活リズムを守ることは常に心がけてください」

もし、兆候にあてはまることが多かったなら、医師や専門家に相談するなどして早期対処を心がけたい。

あてはまらなかった人も、いつ自分がコロナうつになるかわからない。予防策を意識しながら生活しよう。

【取材協力】
ゆうきゆう先生
精神科医・マンガ原作者。ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックグループ総院長。東京大学医学部医学科を卒業。医師業のかたわらマンガ原作者としても活躍。主なマンガ原作に 「マンガで分かる心療内科」(少年画報社)などがある。

ゆうメンタルクリニック:https://yuik.net/
ゆうスキンクリニック:https://yubt.net/

取材・文/石原亜香利

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