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スマホ決済を利用しようと思った理由TOP3、3位会計が早い、2位お得なキャンペーン、1位は?

2020.05.13

一時期まで多かったキャッシュレス決済の大々的なキャンペーン。実際のところ、このようなキャンペーンでQRコード決済や、非接触決済を利用し初め、しっかりとその後も定着したユーザーはどれくらいいるのだろうか?

そんなスマートフォン決済に関するアンケート調査がこのほど、 MMD研究所により行われたので、その結果を紹介していきたい。

スマホ決済を利用しようと思った理由は「ポイントが貯まる」

2月27日に公開した「2020年2月 スマートフォン決済に関する実態調査」から、QRコード決済利用者250人、非接触決済利用者250人、QRコード決済・非接触決済の併用利用者500人、スマホ決済未利用者500人が抽出され、スマホ決済について詳細な本調査が行われた。

まず、QRコード決済利用者(n=750)と非接触決済利用者(n=750)に対して、それぞれのスマホ決済を利用しようと思った理由について尋ねる調査が行われたところ(複数回答可)、最多の回答はQRコード決済、非接触決済ともに「ポイントがたくさん貯まるから」となった。

2019年8月の調査と比較して差が出た項目を見ると、QRコード決済が「ポイントがたくさん貯まるから」が10.8ポイント増加、「キャンペーンを知って興味を持ったから」が7.3ポイント増加、「新しいサービスを試してみたかったから」が6.7ポイント減少となり、非接触決済が「ポイントがたくさん貯まるから」が12.3ポイント増加、「キャンペーンを知って興味を持ったから」が9.5ポイント増加、「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」が5.5ポイント増加となった。

QRコード決済のイメージは「お得に感じる」、「決済以外の機能も充実」

併用利用者(n=500)を対象に、各スマホ決済のイメージにあてはまるものはどちらか尋ねる調査が行われたところ、QRコード決済は「ポイントやキャンペーンなどお得に感じる」、「決済以外の機能も充実している」がそれぞれ7割を超えた。非接触決済がQRコード決済を上回った項目は「支払いが簡単で素早い」、「セキュリティが安心」、「使い心地が良い」という結果となった。

キャンペーン目的で利用をはじめた人、キャンペーン時以外での日常利用が半年間で約7割に増

次に、キャンペーンを理由にスマホ決済を利用したと回答したQRコード決済利用者(n=318)と非接触決済利用者(n=238)に対して、キャンペーンの時以外にもスマホ決済を利用しているか尋ねる調査が行われた。

「キャンペーンに関わらず、普段から利用している」という回答を2019年8月と比較すると、QRコード決済は42.6%から67.3%と24.7ポイント増加、非接触決済は50.9%から76.9%と26ポイント増加した。

QRコード決済と非接触決済を比較すると、非接触決済のほうがキャンペーンに左右されない利用をされている傾向にあることがわかった。

「キャンペーン時以外は全く利用していない」という回答は2019年8月にはそれぞれ約18%いたが、今回の調査では5%以下に減少しており、キャンペーンを理由にスマホ決済の利用を開始した人たちが日常的にスマホ決済を利用し始めていることがわかる結果となった。

次に、QRコード決済利用者(n=750)と非接触決済利用者(n=750)を対象に、今後の継続利用意向について尋ねる調査が行われたところ、「今後も継続して利用したい」という回答を2019年8月から比較すると、QRコード決済は52.1%から72.5%と20.4ポイント増加、非接触決済は59.7%から81.6%と22.6ポイント増加となった。

QRコード決済と非接触決済を比較すると、非接触決済のほうが継続利用意向が9.1ポイント高い結果となった。

キャッシュレス賛成派、2019年8月から増加傾向

次に、「日本政府は2025年までにキャッシュレス決済比率40%、その先の比率80%の達成を目標に掲げているが、キャッシュレスに賛成か」と聞いたものを、2019年8月から比較すると、キャッシュレス賛成派が各対象者でそれぞれ増加していることがわかった。

賛成と回答した増加率を見てみると、QRコード決済利用者は43.2%から55.2%で12ポイント増加、非接触決済利用者は39.2%から61.6%で22.4ポイント増加、併用利用者は58.4%から68.4%で10ポイント増加、未利用者は19.2%から21.8%で2.6ポイント増加した。

QRコード決済利用者の34.0%がキャッシュレス・消費者還元事業をきっかけに利用し始めた

キャッシュレス・消費者還元事業の開始で、スマホ決済の利用はどう変わったのか尋ねる調査が行われたところ、QRコード決済利用者と併用利用者は「今までより積極的に利用している」という回答が最も高く、非接触決済利用者は「今までと同じように利用している」が最も高い結果となった。

続いて、キャッシュレス・消費者還元事業が2020年6月に終わることを説明して、その事実を知っていたか尋ねる調査が行われたところ、スマホ決済利用者の8割以上が認知していることがわかる結果となった。

QRコード決済、非接触決済、それぞれのおすすめの声は?

最後にスマホ決済利用者に対して、スマホ決済を利用していない人にスマホ決済をおすすめする場合、「QRコード決済」と「非接触決済」のどちらを薦めるか尋ねる調査が行われたところ、QRコード決済利用者(n=250)の84.4%が「QRコード決済」を薦めると回答し、非接触決済利用者(n=250)の90.0%が「非接触決済」を薦めると回答した。

併用利用者(n=500)は56.2%が「QRコード決済」、43.8%が「非接触決済」を薦めると回答した。

おすすめする理由を自由回答で聞いているため、一部抜粋して紹介する。

■おすすめ:QRコード決済

「QRコード決済は今後も普及が見込まれ利便性があり、安心安全で利用しやすい環境が整っていると認識しているからです(男性・20代・QRコード決済利用者)」
「自分自身のスマホがタッチ式に対応してないから(男性・40代・QRコード決済利用者)」
「チャージ方法が多彩だから(男性・30代・QRコード決済利用者)」
「おそらく、こちらの方がハードルが低いと思われるため(男性・40代・併用利用者)」
「タッチ式は対応していない端末もあるが、QRコードはアプリダウンロードすればどの端末でも使えるから(男性・20代・併用利用者)」

「ポイントや還元でお得。どの携帯機種でも使える(女性・40代・QRコード決済利用者)」
「使えるお店が本当に続々と増えているし、簡単だから(女性・30代・QRコード決済利用者)」
「最近ではスマホを当然に持っているので、進めやすい(女性・30代・非接触決済利用者)」
「現在の状況だとキャンペーンなどが充実しているから(女性・50代・併用利用者)」
「すこしでも還元があるので逆にモバイルSuicaのほうが使いやすいが還元がないため(女性・30代・併用利用者)」

■おすすめ:非接触決済

「決済がスムーズで携帯を開かなくても決済ができるのでスマートな決済が可能。ポイントもそれなりに溜まるし、チャージも必要もないため(男性・20代・非接触決済利用者)」
「アプリを立ち上げなくても使えるから(男性・50代・非接触決済利用者)」
「素早く決済でき、セキュリティ面でも比較的優れている(男性・60代・非接触決済利用者)」
「クレジットカードと連動していて簡単に決算できる(男性・50代・併用利用者)」
「登録してしまえば実際の決済時の手間はこちらの方が少ないから(男性・30代・併用利用者)」

「携帯での決済だといちいち、画面の表示をしなければいけないため、それが面倒なので、カードであれば簡単に決済ができるため手間が省ける(女性・40代・QRコード決済利用者)」
「QRコードの読み取りは操作がスムーズに行えない時があるから(女性・30代・QRコード決済利用者)」
「アプリを起動したりせずスマホをかざすだけでよいので(女性・40代・非接触決済利用者)」
「その方がセキュリティが安全な気がしたから(女性・50代・併用利用者)」
「高齢者でも使えると思うから(女性・40代・併用利用者)」

※本調査レポートは小数点以下任意の桁が四捨五入して表記されているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。

<調査概要>
「2020年3月 スマートフォン決済の利用に関する意識調査」
・ 調査期間:2020年1月27日~1月30日
・ 有効回答:1,500人
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:18歳から69歳の男女のうち、QRコード決済利用者、非接触決済利用者、QRコード決済・非接触決済の併用利用者、スマホ決済未利用者

出典元:MMDLabo株式会社

構成/こじへい

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