
10000人に聞いた「モバイルオーダー」に関する調査
外出自粛や飲食店の休業などの影響もあり、「テイクアウト」が人気を集めている。マイボイスコムが10,308件の回答を集めた『モバイルオーダー』に関する調査によると、直近1年間に、店頭で食べ物や飲み物をテイクアウトした人は5割強。
女性の方が比率が高く、女性30代では7割弱にのぼる。テイクアウトした店舗は(複数回答)、「ファストフード」が37.8%、「牛丼、餃子、寿司などのチェーン店」が22.6%となっている。
同調査の「モバイルオーダー」とは、レジや店頭に並ばずに、スマートフォンで事前に注文や支払いをするサービスのこと。新型コロナウィルスで人との接触が避けられている今こそ活用できるサービスだろう。
サービスを利用したことがある人は12.1%「知っているが、利用したことはない」を合わせた認知率は55.5%となっている。
「モバイルオーダーを利用したことがある店舗」は(複数回答)、「ファストフード」が利用経験者の46.8%、「牛丼、餃子、寿司などのチェーン店」が39.2%、「ファミリーレストラン」が15.5%だった。
また、「モバイルオーダーの利用意向者」は3割弱、10~30代では4~5割弱。利用経験者では8割強、認知者・非利用者では3割、非認知者では1割強だった。
「モバイルオーダーを利用したい店舗」は(複数回答)、「ファストフード」が利用意向者の72.6%、「牛丼、餃子、寿司などのチェーン店」が54.5%、「ファミリーレストラン」が30.0%。女性10~30代では、「コーヒーショップ」が各4割弱となっている。
モバイルオーダーに関する事柄で、そうだと思うものを選んでもらったところ(複数回答)、プラス面では「並ばずに済む、待ち時間が短縮されるのがよい」が43.6%、「商品やメニューを落ち着いて選べる」が30.8%、「注文を確実に伝えられる」「都合の良い時間に受け取れるので便利」が各2割だった。
マイナス面では「セキュリティ面で不安」「スマートフォンがないと利用できないので不便」「混雑していれば、結局は待たされると思う」が各10%台となっている。
※マイボイスコムは『モバイルオーダー』に関するインターネット調査を2020年1月1日~5日に実施し、10,308件の回答を集めた。
構成/ino.
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