
定年男性500名に聞いた!定年後の学びや自己研鑽、将来の健康やお金に関しての自信
今、人生100年時代と言われるなか、全ての世代でAIに負けない“稼ぐ力”を身につけるために、新たなスキルアップや学びなどの生涯学習を積極的に取り入れていくことが重要といわれている。
しかし、マイスター60が定年退職後に再雇用制度を使って働いている60~65歳の全国の男性500名を対象に、アンケート調査を実施した結果、7割近くがスキルアップのための自己研鑽を行っていないという実態が明らかになった。
一方で将来のお金に関しては46%が「自信がない」と回答するなど、収入や年金などお金への不安を多くの方が感じている状況も判明した。
定年前にしておけば良かったことの1位が「資産運用」となるなど、お金への不安の第一解決策が資産運用であると感じている人が多いことも見てとれる。
特に「専門知識の修得」が15.0%と低い結果となったのも、再雇用制度が定着している日本独特の傾向といえるかもしれない。
第1弾の調査でも、定年後の働き方として6割以上が再雇用制度を使って働いている一方、再雇用制度で給与が現役時の半額以下に減額したと回答した方が約4割にのぼるなど、収入面での問題を多くの人が感じていることが分かっている。
国内の労働力不足を克服するためにも、これまでの知識や経験をより積極的に社会に還元し、自分磨きを続け、新たな世界にチャレンジするシニアの活力が、より一層期待されているといえるのではないだろうか。
調査概要
有効回答数 500名(勤めている会社で定年を迎え、現在会社の「再雇用制度」を使って働いている全国の60~65歳の男性)
調査期間 2019年11月7日~2019年11月11日
調査方法 インターネットリサーチ
構成/ino.
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