
新型コロナの影響で、家電量販店などで冷凍専用の冷凍庫の売上が伸びているとの報道が複数見られる。スーパーやネットなどでの「巣ごもり消費」もあって加工食品や冷凍食品など手軽なものやストックできるものの需要も増しているといわれる。
セカンド冷凍庫とはどんなものなのか、具体例を挙げて紹介する。
1.庫内を広く使える上部から開けるタイプ
セカンド冷凍庫を導入するからには、できるだけ冷凍食品や食材がたっぷり収納できるタイプを選びたい。上開きタイプは、庫内を広く使え、取り出しやすいため、セカンド冷凍庫にしやすい。また冷気が下へ逃げるため、扉を開けても庫内の温度が上がりにくい。
●ハイアール「145L 上開き式冷凍庫(JF-NC145F)」
例えば、このハイアールの上開き式冷凍庫は、上部から開けるチェストタイプ。急冷スイッチがあり、急速に冷凍したいときに使える。移動に便利なキャスター付きという点から、移動性にも優れている。
●maxzen(マクスゼン)「上開き冷凍庫98L(JF100ML01)」
maxzenの上開き冷凍庫は98Lとたっぷり入るのに、本体の幅は59.8cmとコンパクト設計なのがポイントだ。食品・食材の量に合わせて6段階冷却モードの調節ができ、最大-34℃まで冷やすことができる。冷蔵モードも対応しているため、冷蔵庫としても使える。
2.デザイン性の高い小型タイプはリビングにも置ける
セカンド冷凍庫を導入しようかと検討し始めるとき、キッチンがせまいことが一つのハードルになる。そのような家庭にとってハードルを下げるのが、キューブ型だ。
●ウィンコド「1ドア冷凍庫 32L(TH-32LF1-WD)」
ウィンコドのこの冷凍庫は、32Lという小型の冷凍庫だ。木目を基調とするデザインとカラーにこだわった製品。落ち着いた色合いがリビングに置いても違和感がない。キッチンに置いてもOK。天板は耐熱性なので、電子レンジなどを設置することができ、スペースを有効活用できる。
3.前開きでたっぷりストックするのもあり!
もちろん、セカンド冷凍庫も、従来の冷蔵冷凍庫と同じように縦長前開きのものを設置しても良い。大家族で冷凍食品の数も多く、キッチンも広いならありだ。
●ハイアール「102L 前開き式冷凍庫(JF-NU102B)」
ハイアールのこの前開きタイプは、102Lとたっぷり収納できる。クリアバスケットの引き出しタイプで、どこに何が入っているか一目瞭然。幅は約50cmとスリムボディで設置しやすさもある。
まだまだ続くとみられる巣ごもり生活。冷凍食品や冷凍食材のストックも増えていくだろう。自宅に合ったセカンド冷凍庫を導入することで、より食生活が充実するのではないだろうか。
取材・文/石原亜香利