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緊急事態宣言発令後に利用者が急増したゲームアプリで最も課金が増えたジャンルは?

2020.04.30

新型コロナ感染拡大の影響で、アプリのインストールや利用に変化が生じている。

アプリの広告効果計測ツールを提供するAppsFlyerは、2020年2月25日から4月20日までの、週ごとのアプリインストール数やセッション数、収益のレポートを公表している。

このレポートでは、国別、カテゴリ別にアプリの人気傾向がわかる。

今回は、2020年4月23日付けで発表された世界のデータと日本の状況について紹介する。

世界のアプリ状況

新型コロナウイルスの影響下で、世界中で多くの人がいまだ自宅にとどまっており、可処分時間の増加に伴い、スマートフォンの利用も増加していると見られる。

2020年4月20日の週になって、アプリのダウンロードアクティビティは、広告に誘導されることのない自然発生的なインストールである「オーガニックインストール」とそれ以外の「非オーガニックインストール」ともに2020年2月25日からの第1週以降20%増となった。

世界の全体データ

カテゴリごとでは、次のような変化が見られる。

●「ショッピング」アプリ

ショッピングのアクティビティは、3月17日から23日の第4週以降活発になってきており、特に収益は25%増、第6週以降10%増となった。

●「エンターテイメント - ストリーミング」アプリ

世界の「エンターテイメント」“ストリーミング”のデータ

エンターテイメントカテゴリにおいては特にストリーミングアプリの利用が急増を続けている。第1週以降ほぼ70%増となった。

●「金融投資」アプリ

金融投資アプリは、第1週以降30%増。デジタルバンキングの利用が、3月31日から4月6日までの第6週以降17%増となった。

●「ゲーム」アプリ

カジュアルゲームとソーシャルカジノゲームは、第1週以降35%増、第6週以降12-16%増となった。

ちなみにゲームジャンルについては、アプリストアのカテゴリに沿ってグループ分けがされている。

「カジュアル」

カジュアル、パズル、カード、ボード、ワード、教育、トリビア、ファミリー、スポーツ

「ミッドコア」

アドベンチャー、シミュレーション、アクション、アーケード、レース

「ハードコア」

ストラテジー、ロールプレイング

「ソーシャルカジノ」

カジノ(リアルマネーなし)

日本のアプリ利用の状況

日本は、2020年4月7日、7都府県に緊急事態宣言が出され、4月16日には全国に拡大した。

外出自粛や在宅勤務がさらに増えたと考えられる中で、アプリ利用はどう変化したのか。

日本の全体データ

全体としては、3月31日から4月6日までの第6週と4月7日から13日までの第7週の間にセッション数(アプリが開いた回数)の総数が増え、4月20日時点でも上がったまま。国内で確認された感染数が急激に伸び、緊急事態宣言が最初に出された頃から、アプリ利用が高まっていることがわかる。

カテゴリごとの変化を見ていこう。

●「ゲーム」アプリ

日本の「ゲーム」の“ミッドコア”のデータ

日本の「ゲーム」の“カジュアル”のデータ

ゲームカテゴリでは、収益が3月31日から4月6日の間に大きく増え、一時期は下がったものの、4月14日から20日には再び増加傾向が見られた。ミッドコアゲームで54%増、カジュアルゲームで30%増、ハードコアゲームで20%増、ソーシャルカジノが13%増となった。

●「教育」アプリ

日本の「教育」データ

教育に関しては、大きく利用が増加し、3月31日から4月6日までの第6週から55%増となった。

●「音楽」アプリ

第6週以降、インストール数が増加した。

●「ショッピング」アプリ

収益が4月14日から20日の今週になり、18%増となった。利用に大きな変化なし。

●「写真」アプリ

日本の「写真」データ

収益が4月14日から20日の今週になり、75%増となった。

まとめ

世界的に見ると、新型コロナ影響下のアプリのインストールや利用は急速に高まっていることが分かる。

特に日本では、写真や教育、ゲームカテゴリの収益が4月になって増えたことから、アプリ課金などを利用してより本格的に楽しんでいることが予想される。

特にゲームのジャンルで目立っていたのがミッドコアゲームとカジュアルゲームだった。

ミッドコアゲームは、「アドベンチャー、シミュレーション、アクション、アーケード、レース」ジャンル。もしかすると、ロールプレイングを含むハードコアゲームと比べて、アクションを手軽に楽しめるゲームで、外出できないストレスを解消していたのかもしれない。

また、カジュアルゲームは「カジュアル、パズル、カード、ボード、ワード、教育、トリビア、ファミリー、スポーツ」ジャンル。普段、スマホアプリのゲームに慣れていない層も手軽に楽しめそうなもの。もしかすると、子どもも含めて利用が高まったのかもしれない。

本データの更新はまだ続く。これからゴールデンウィークに突入するが、その後どうなるのかもウォッチしてみると面白いかもしれない。

●データ提供
AppsFlyer Japan
https://www.appsflyer.com/jp-coronavirus-marketing-updates/

取材・文/石原亜香利

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