
新型コロナの影響で、今年のゴールデンウィーク連休は実家に帰省することができなかった人も多いのではないだろうか。ところが、今、日本全体が抱えているのが「実家の空き家」問題だ。他人事ではなく、自分事になりつつあるこの問題について、現状をレポートしたい。
あなたの実家は「空き家」になってしまうのか?
なぜそのまま放置されてしまうのか?「空き家大国」化する日本のリアル
庭の草木は伸び放題で、窓はずっと締め切ったまま……そんな、あなたの近所にもきっとある人が住んでいる気配のない家。実は、日本は空き家の多い「空き家大国」だという事実をご存じだろうか。 総務省統計局が4月に発表した「平成30年住宅・土地統計調査」によると、日本全国の空き家率は過去最高の13.6%だった。それは、人口の減少や新築住宅の供給過多などが原因とされている。最近では、空き家の様々な活用法も見かけるが、一向に減りそうもない。
【参考】https://dime.jp/genre/818848/
5万人未満の都市の3人に2人が人口減少を実感、強まる東京一極集中に対し地方は若者が減少、空き家が増加
近年、「出生率の低下」や「東京一極集中」などの傾向は一向に改善されず、合計特殊出生率は1.43となり、出生数も二年連続で100万人を割っている。 大阪・名古屋圏から東京圏への流出も超過していることから、「東京一人勝ち」の様相を呈しているのが現状だ。 これらの現状を踏まえ、東京圏と地方圏の住民に人口減少に対するどのような意識の違いが見られるのかを明らかにするため、インテージリサーチは「地方創生と人口減少に関する意識調査」を実施した。
【参考】https://dime.jp/genre/728328/
将来日本は空き家大国!? 4割の人が「実家が空き家になりそう」と回答
誰にとっても実家はゆったりと過ごせる心の安息場所。しかし今、その実家が危機に晒されているという。今回、不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営するリビン・テクノロジーズが実施した「実家が空き家になる可能性」についてのアンケート調査の結果が届いたので、早速、紹介していきたい。
【参考】https://dime.jp/genre/602523/
30、40代の3割が「将来、実家が空き家になる可能性がある」
自分が生まれ育った家=実家には、誰もがさまざまな思い出思があるもの。しかし、自身のライフスタイルの変化や両親の高齢化など、実家を巡る問題は意外に多い。不動産情報サービスのアットホームが昨年、実家が持ち家の、全国の30~40代男女618名を対象に、そんな“実家に対する思い”調査を行なったところ、30、40代の3割が「将来、実家が空き家になる可能性がある」と答えたことが明らかになった。
【参考】https://dime.jp/genre/471990/
文/DIME編集部
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