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大阪大学がフルフェイスシールドを約10万個量産し無償配布するクラウドファンディングを始動

2020.04.29

大阪大学は、業務提携を行っている国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFORと実施中のクラウドファンディングプログラム「大阪大学×READYFOR」にて、身近にある文房具「クリアファイル」を取り付けることで、医療従事者を飛沫や接触による新型コロナウイルスの感染から守る「フェイスシールド」として使える“フレーム”を、2020年5月初旬より大量生産開始および医療機関への順次配布を実施するため、500万円を目標としたクラウドファンディングを開始した。

新型コロナウイルス感染症の感染経路として多いのが飛沫や接触による感染。医療現場では、マスクやアイシールドをして防御しているが、マスクの位置をずらす、アイシールドの位置をずらすというごくわずかな動作だけで感染のリスクが増加する。だからこそ、顔を覆うフルフェイスシールドが必要とされているが、従来販売されている規制品の医療用シールドは、現在深刻な品不足に陥っている。

そこで、大阪大学院医学系研究科の中島清一特任教授(常勤)、室崎修招へい教員(次世代内視鏡治療学共同研究講座)らは、メガネフレーム制作の企業と協力し、わずか3日で身近にあるクリアファイルを用いた安価なフェイスシールドを開発。本年4月2日からフレーム部分の3DデータをWeb(http://www.project-engine.org/faceshield.html)で無料公開した。

文房具クリアファイルを取りつけると医療用シールドに匹敵するフェイスシールドになるフレーム(画像は3Dプリンタで、1つあたり約2時間かけて製作されたもの)。

しかし、オーバーシュートに万一至った場合、医療機関において大規模なフェイスシールドの備蓄不足に陥る危機的状況は改善されておらず、工場におけるフレーム部分の大量生産・医療機関への配布を速やかに実施するためのプロジェクトを、緊急的に開始。

今年4月中に金型製作を実施し、5月上旬から約2カ月間で10万個のフレーム量産を目指すとし、4月20日現在、発送先は確定していないが、各都道府県の感染症指定医療機関をはじめとした、感染症患者の受け入れ数の多い医療機関から優先的に、5月上旬より完成したフレームから随時、必要な数を梱包・運送する予定としている。

協力する工場は、甲子化学工業(東大阪市)と工販(神戸市)。配布先となる医療機関の選定、および梱包・運送については、大阪大学および東大阪市の協力のもと、現在、体制を整えているとのこと。

寄附募集期間は4月20日〜6月12日23時。4月24日現在、既に目標金額を達成しており、約10万個のフレームの量産および医療機関への無償配布へ向け、急ぎ準備を進めているとのこと。また、500万円を超えた支援分については、金型の追加製作や材料費の補充、提供先の拡充などに使用するとしている。

関連情報
https://readyfor.jp/projects/handaifull-faceshield

構成/立原尚子

※クラウドファンディングには立案会社の問題でプロジェクトが頓挫する可能性や支援金が戻らなくなるリスクも稀にあります。出資に当たっては、お客様ご自身でご判断いただきますようお願い致します。(編集部)

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