
成長著しいスタートアップ企業の中には、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、その対策のための事業を展開している会社もある。
このほど、成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社により、2020年4月1日時点での国内スタートアップ想定時価総額ランキングが発表された。
同ランキングと共に、上位にランクインした「スマートニュース」「TBM」「FiNC Technologies」が実施しているコロナ対策のためのサービスを紹介していきたい。
ランキング上位企業の新型コロナウイルス対応
■スマートニュース
同社が運用するニュースアプリ「SmartNews」は、JX通信社が提供を行う、新型コロナウイルスの地域別感染者数データを3月から配信開始。これにより「SmartNews」を利用するユーザーは最新の地域別感染者数の情報をアプリ内の「新型ウイルス」タブで簡単に確認することができる。
■TBM
石灰石を原料とする「LIMEXマスクケース」を4月から法人向けに販売を開始。このマスクケースは、抗菌製品技術協議会の規定を満たした抗菌性能を有しており、菌の繁殖を抑え、食事や自宅でマスクを一時的に外す際も衛生的に保管できるという。今後は、法人・個人問わずに安価な価格での販売を強化していく見込み。
■FiNC Technologies
FiNCアプリで「今こそ、カラダ」プロジェクトという、トレーナーや管理栄養士、医師などのヘルスケア領域の専門家が監修した、「今だからこそ」の情報をまとめた特集をスタート。具体的には、自宅でできるトレーニングや免疫対策レシピ、医師監修のアドバイス等の情報を集約して提供している。
【調査概要】
タイトル:「国内スタートアップ想定時価総額ランキング」
調査期間:2020年4月1日時点
レポート記事:STARTUP DB(https://media.startup-db.com/research/marketcap-ranking-202004)
出典元:フォースタートアップス株式会社
構成/こじへい