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注目のゴールデンルーキー!千葉ロッテ・佐々木朗希の日本人離れした身体能力と将来性

2020.06.06

佐々木朗希

 最速163キロの剛球と、プロの評論家が「直すところがない」と評する華麗な投球フォーム。佐々木の最大の武器である長所を実現させているのが、日本人離れした身体能力だ。

 その特徴を一言で表わせば、大きくて、瞬発力に優れ、しなやかであること。よく比較対象に挙がる大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)とよく似た特徴だ。

 身長は190cm。成長過程にあるというから、まだ伸びる可能性があるだろう。50m走の記録は、高校時代にマークした5秒9だという。ちなみに、現在の日本球界で最速といわれる福岡ソフトバンクホークス・周東佑京のタイムが5秒7。両者とも手動による計測だろうから、正確なスプリント能力は推し量れはしないが、少なくとも佐々木がかなりの俊足であることだけは間違いないだろう。

 なお1月に行なわれた球団の新人体力測定で、佐々木の太ももの筋収縮力を計測した順天堂大学の教授が「データ的には100mを10秒3で走るスプリンターと同等の反応を示した」と語っている。

 その測定では、垂直跳びで73cmを記録。これは、NBA選手の平均値並みの優れた数値だ。また座位体前屈で21cmを記録。柔軟性にも優れている。大谷も肩甲骨の可動域が広く、両手をそれぞれ腰の位置に当てながら、両肘を身体の前方に持ってくるストレッチをよく披露していた。佐々木も全く同じ動きができるとか。また、佐々木は座ったまま両足を約180度になるまで開脚できる。

 佐々木の投球フォームに欠点はなく、それは同時にケガをしにくいフォームだという意味。160キロを超える剛速球を投げ続ければ、当然、肘や肩の関節部分に負担がかかってくる。ケガをしにくい利点は、今後、試合での投球が続く時に大きく効いてくるだろう。

 前出の体力測定ではプロ野球選手の平均値以下の数値も記録した。成長の余地を残しているともいえるが、今後、その高出力を受け止められるだけの体作りが必要になるだろう。来季以降に向け、週に1度先発マウンドに登り続けるスタミナ作りも求められる。

佐々木朗希

佐々木朗希

新人体力測定の計測データ

身長:190cm
体重:85kg
50m走:5秒9
垂直跳び:73cm
座位体前屈:21cm

上は、千葉ロッテマリーンズと提携している順天堂大学にて行なわれた、新人体力測定などの結果。短距離走者に匹敵するほど脚が速いほか、垂直跳びではNBAのプロ選手にも匹敵する73cmを記録。ポテンシャルの高さを見せつけた。

佐々木朗希

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