ほとんどのノートPCにはカメラやマイクが備わり、ほかに何か用意しなくてもWeb会議を始められるようになっている。しかし、内蔵のカメラやマイクによっては映像が鮮明でなかったり、自分の声が相手によく伝わらなかったりすることも。そんな状況を回避するための周辺機器を紹介する。
Web会議ガジェットの選択条件
□ サブモニターはタッチ操作対応
□ マイクの指向性は360度が理想的
□ カメラはスタンド&クリップ兼用
サブモニターはタブレット感覚で使えるタッチ仕様。Webカメラはスタンドでもクリップでも使える汎用性の高いもの。Webマイクは360度収音できるタイプを選びたい。
周辺機器が実現するストレスフリーなWeb会議
テレワークの専門家の成瀬さんは、愛用のノートPCとともにロジクール製のWebカメラやヤマハ製のWebマイクも常に携帯し、様々な状況に対応できるようにしていると話す。
「例えば、外付けのWebカメラに切り替えると、レンズの向きを簡単に変えられるようになります。また、広角なタイプが多いことから、座っている位置がノートPCの正面から少しずれても、フレームアウトすることはありません」
また、外付けのWebマイクは、ノートPCに内蔵するものに比べて指向性が広く、少し離れても声をしっかり拾う点が心強い。
「私の使っているスピーカーフォンは、複数人で利用する際に重宝しています。音の拾い方が、内蔵PCとはかなり違いますね」
ほかにも押さえておきたいのが外付けのサブモニター。Web会議の表示を割り当てたり関連の資料を表示させたりするのに便利だ。
これらの周辺機器をノートPCとともに揃えれば、Web会議でのやりとりに困ることはない。
「周辺機器があれば、ノートPCの向きを調整する必要もありません」(成瀬さん)
高解像度で視認性抜群の 15.6型タッチ対応モニター
JAPANNEXT『JN-MD-IPS1560TFHDR』2万4970円
ノートPCとつなぐことで、デュアルディスプレイ環境を簡単に実現できる。PCだけでなくスマホとも接続可能。USB Type-Cで接続した際にはタッチ操作が可能になり、様々な操作を直感的に行なえる。視野角は上下左右とも170度と広く、斜めからでも確認しやすい。
●ディスプレイ/15.6型 フルHD IPSパネル ●視野角/縦170度、横170度
●コントラスト比/1000:1 ●応答速度/12ms(最大)
●主な入力端子/microHDMI×1、USB Type-C×2、microUSB×2
●内蔵バッテリー/なし ●サイズ/W375×H237×D11mm ●重さ/約900g
ASUS『Zen Screen』MB16AMT オープン価格(実勢価格約5万9740円)
最長約4時間使える7800mAhのバッテリーを内蔵。液晶モニターには珍しく、ACアダプターにつながなくても使える。対応するPCやスマホをUSB Type-Cで接続した際には〝10点マルチタッチ〟による直感的な操作が可能だ。画面表示は横だけでなく縦にも対応する。
●ディスプレイ/15.6型 フルHD IPSパネル ●視野角/縦178度、横178度
●コントラスト比/700:1 ●応答速度/5ms ●主な入力端子/USB Type-C×1、microHDMI×1
●内蔵バッテリー/あり(最長約4時間使用可) ●サイズ/W359.7×H227.4×D9mm ●重さ/約900g
恵安『KIPD4K156』3万9800円
4K解像度(3840×2160ドット)の表示に対応。文字の視認性が高く、表示される映像は精細だ。また、USB Type-C接続によるタッチ操作にも対応。フリッカーフリー仕様でチラつきがなくて目にやさしい。スタンド兼用のレザー調カバーやUSB PD対応のアダプターなどが付属。
●ディスプレイ/15.6型 4Kパネル ●視野角/縦170度、横170度 ●コントラスト比/1000:1
●応答速度/9ms(最大) ●主な入力端子/USB Type-C×1、microHDMI×1、microUSB×2
●内蔵バッテリー/なし ●サイズ/W367.8×H232.8×D10.5mm ●重さ/約960g
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