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在宅勤務中にスキルアップ!プロが伝授するプレゼンが上手くなる3つの練習方法

2020.04.23

「ステイホーム」の状況が続く中、ビジネスパーソンであれば、この時期はぜひ自宅で何かレベルアップができることを模索したいものだ

今回は、実践的なプレゼンの達人が教える「堂々と話すスピーチの練習方法」を紹介する。

プレゼンで自信を持ってしゃべれない…対策は?

普段の自分のプレゼンを思い返してみると、なんだか緊張して自信を持ってしゃべれなかったり、ダメ出しを受けて凹んだりして、あまり自信が持てない人もいるだろう。

そんな苦手意識の生まれやすいプレゼンも、毎回自信を持って成功させている達人もいる。

かつて楽天で、楽天グループ総合MVP第1位の成績を収めたことのある株式会社ユニイクの代表、永井貴博さんは、現在、営業やマーケティングの研修を多数行い、その中でプレゼンの研修も行っている。

そんな永井さんに、まずはプレゼンに苦手意識のある場合のアドバイスをもらった。

●プレゼンの目的を見直す

「プレゼンを行う目的を改めて定義すると『話を聞いた相手に影響を与え、相手に動いてもらうため』です。もしプレゼンで緊張するという場合、もしかしたら『よく思われたい、ほめられたい、称賛されたい』もしくは『怒られたくない、迷惑をかけたくない、自分のことをダメだと思われたくない」と思っているかもしれません。このように、自分がどう思われるかだけを考えている、すなわち自分に意識の矢印が向いているときは、誰でも緊張するのです。プレゼンの本来の目的は『話を聞いた相手に動いてもらうこと』であって『プレゼンターである自分を素敵と思ってもらうか』は目的ではないはずです。もしどうしても緊張するという場合には、自分がどう思われるかではなく、『相手に動いてもらう』という本来の目的に立ち返ってみるのをおすすめします」

●プレゼンの目的は最初に明示する

「プレゼンの目的が不明確だと、聞き手は、結局、このプレゼンを通してどうして欲しいのか、どんな行動、判断をして欲しいのか分からないため、イライラが募り、結果として低評価になりがちです。プレゼンの目的、すなわち『聞き手である相手にどう動いてもらいたいか』は必ず最初に明示できるように準備しましょう。

例えば、経営陣から決裁・決断をもらいたい会議でプレゼンをする機会があったとします。『この15分のプレゼンが終わった後、参加者の皆様全員からYES・NOを必ず発言していただきます』と言ってからスタートする場合と、『それでは始めます、よろしくお願いします』と言ってスタートとする場合とでは、聞き手の聞き方とその後の行動は大きく変わります。

プレゼンターの仕事として、このような『場の設定』はとても重要です。場の設定を行うと参加者全員の目的が統一されるため、プレゼンターは結果として堂々と話をすることができるようになります。ぜひ『よろしくお願いします』だけで始めないことをおすすめします」

●プレゼンのポイントは最初に個数を明示する

「話すテーマについては、『今からお話しすることのポイントは3つです』などと“最初に”大事なポイントの個数を相手に明示することも有効です。ポイントを整理して明示することは、聞き手側の頭が整理され、分かりやすくなります。また話し手としても準備の段階から優先順位を決められるなど、プレゼンの精度を上げることにもつながります。

たとえ話の途中で緊張してしまっても『ポイントは3つある』と宣言をしておくと、話し手自身が『いまどこの話をしているのか』という現在地が確認でき、迷子になりづらくなります。これは聞き手がメモを取ってくれやすくなる工夫でもあります」

●まずは「敵意探し」ではなく「好意探し」をする

「プレゼンしていると必ず目につくのは不機嫌そうな人の顔です。一番後ろの席で腕組みをしてムスッとしている人はいた日には、気になるどころか気が滅入ります。人間はその防衛本能によって、自分に敵意を向けている人から順番に目につくようにできています。プレゼン中は『敵意に意識が引かれてしまう』ようにできているわけです。

こんなときに必要なのは『敵意探し』ではなくて『好意探し」です。たくさん、うなずいてくれていたり、笑顔で聴いてくれていたりするような、こちらに対して好意を持っている人をまず先に探し、その人に対して目線を送るようにしましょう。自信がついてきたら全体に目線を送るようにします」

自宅でプレゼンの練習をするならコレ!

成功するプレゼンのポイントが分かった今、ぜひ次回に活かしたいものだ。

もし自宅でプレゼンの練習をしてレベルアップをねらう場合、どんなことをすればいいだろうか? 永井さんに練習方法をレクチャーしてもらった。

1.プレゼンの全体を見通す
2.出だしを3回練習する
3.全体を通しで行う

「プレゼンを一つ想定して、この1〜3の順に練習しましょう」

1.プレゼンの全体を見通す

「パワーポイントを例にとると、まず最初に使うのは『スライド一覧表示』モード。すべてのスライドを見えるように並べて、全体を俯瞰し、流れを確認します。この俯瞰する作業を行わず1枚目のスライドから順番に練習を始める方がいますがそれは『木を見て森を見ず』の状態になります。またこのとき、必ず時間配分を設定しましょう。全体でスライド10枚、20分間のプレゼンだとしたら、例えば3枚目までが6分、5枚目までが10分など、時間を細かく割り振ります。すると、重要な話はもう少し時間を延ばして話そう、重要でないものは少し時間を短くしようなど、話す内容の優先順位もつけられて、結果として聞き手も理解しやすいものになります」

2.出だしを3回練習する

「次に出だしの自己紹介やプレゼンの目的説明のパートを3回練習します。3回もやるのは、出だしが良いと安心して全体が進められるからです。自信をつけるために、まずは手元に台本やカンペを用意して伝えたいことを文字にした上で読みながら行って良いと思います。まずは読みながら2回行い、3回目は読まずにできることを目指して行うと、さらに自信がついてきます。3回ともきちんと声に出して行うのがポイントです」

3.全体を通しで行う

「最後に、全体の通し練習を行います。できるだけストップウォッチを使いながら時間通りに話せるようになるのを目指して練習しておくと、プレゼンの精度が上がります」

プレゼンが上手くなるコツは本番と同じ声の大きさで練習すること

永井さんによれば、プレゼンが上手くなり、さらに緊張を和らげるためには、こんなコツもあるという。

「プレゼンが上手くなるには『場数が必要だ』と言われることもありますが『数』が必要ということの本質は『既視感(デジャヴ)』を持ちなさいということ。既視感とはすでに見たことのある景色のことであり、これを持っていれば緊張がグッと減ります。人は見たことのない景色を前にすると緊張しますが、見たことのある景色を前にすれば安心感を持てるからです。

既視感を持つために、プレゼンする会場に早く入って実際にマイクを使うなどして練習することができれば良いですが、できない場合、ボソボソ小さい声で練習するのではなく、当日と同じ声の大きさで3回練習しておくと良いでしょう。自分の声によって、既視感を錯覚することができます」

日々のプレゼンが上手くいっていなかった場合には、ぜひこの自宅時間が増えている今のうちに練習をして、プレゼンの苦手意識を少しでも和らげておくのも良さそうだ。

【取材協力】
永井貴博さん
「いいものを持っているのに言語化・可視化されていないことが我慢ならない」と、企業や人が持つ良さを引き出し伝えて人を動かすPR・ブランディングに関するコンサルティング、研修、学生向け教育事業を行う。
https://uniek-jp.com/

 さらに、雑誌「DIME」最新号の特集は「最強!快速!テレワークギア」。新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務を行なう人が急増していますが、それに伴って、様々なストレスや問題が生じているというのも事実。そんなテレワーカーのために、快適なテレワークを実現するための、デバイスの選び方(Web会議対応パソコン、高精細Webカメラ、超速Wi-Fiルーター、サブモニター、デスクライト、スピーカー、姿勢矯正椅子など)、本当に使えるビジネスチャットツール、効率的な仕事の進め方、環境づくりのノウハウ、セキュリティー対策、ソリューションサービスなどを詳しく紹介。さらに、最先端テレワークを実践している様々な企業のビジネスパーソンたちへの密着取材で、効率良く仕事をこなすノウハウも紹介します。

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取材・文/石原亜香利

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