パートナーの誕生日プレゼントにかけたい金額 かけたい人の平均は、女性より男性のほうが高額に
恋人や配偶者がいる人に、パートナー(恋人や配偶者)関連の出費について尋ねる調査が行われた。
まず、誕生日プレゼントにかけたい金額を尋ねる調査が行われた。お金をかけたい人(20代男性・116名、30代男性・94名、40代男性・101名、20代女性・287名、30代女性・147名、40代女性・136名)の平均額をみると、20代(男性17,114円、女性15,943円)、30代(男性17,730円、女性10,727円)、40代(男性16,550円、女性11,521円)と、いずれも男性のほうが高くなった。
また、パートナー(恋人や配偶者)との記念日デートにかけたい金額を尋ねる調査が行われた。お金をかけたい人(20代男性・110名、30代男性・83名、40代男性・97名、20代女性・267名、30代女性・135名、40代女性・107名)の平均額をみると、20代(男性13,250円、女性12,470円)と30代(男性11,820円、女性9,968円)では男性のほうが高くなったが、40代(男性9,367円、女性10,858円)では女性のほうが高くなった。
では、実際にはいくらくらいお金を使っているのだろうか。パートナー(恋人や配偶者)への誕生日プレゼントにかけている金額を尋ねる調査が行われた。お金をかけている人(20代男性・111名、30代男性・90名、40代男性・97名、20代女性270名、30代女性130名、40代女性116名)の平均額をみると、最も高いのは男性では40代(16,547円)、女性では20代(15,854円)だった。
また、パートナー(恋人や配偶者)との記念日デートにかけている金額を尋ねる調査が行われたところ、お金をかけている人(20代男性・105名、30代男性・80名、40代男性・89名、20代女性・235名、30代女性・110名、40代女性・85名)の平均額が最も高いのは男女とも20代で、20代男性では11,879円、20代女性では12,080円となった。
親が子どもの教育にかけたいと思う金額の平均 20代10,148円 30代 13,848円 40代16,210円
続いて、子どもの教育費に対する意識について尋ねる調査が行われた。
子どもがいる人(20代・159名、30代・223名、40代・254名)を対象に、子どもの教育にかけたいと思う金額を尋ねる調査が行われた。
平均額を年代別にみると、20代で10,148円、30代で13,848円、40代で16,210円と、年代が上がるほど高くなった。40代では、高校・大学への進学費用や子どもの人数などを考慮しているのではないだろうか。
では、実際には、子どもの教育にいくらくらい出費しているのだろうか。子どもの教育にかけている金額を尋ねる調査が行われた。
平均額を年代別にみると、20代が4,721円、30代が9,302円、40代が18,558円となり、40代ではかけたいと思う金額の平均を超える結果となった。
20代が景気の底支え!? トレンド消費に最も積極的なのは20代
2019年は、改元やラグビーワールドカップの開催といった大きな出来事があった。
そこで、全回答者(20代・1,000名、30代・500名、40代・500名)を対象に、2019年ならではの消費について尋ねる調査が行われた。
それぞれの目的にお金を使った人の割合をみると、<改元に伴う消費>では20代・16.9%、30代・15.2%、40代・11.8%となり、<ラグビーワールドカップ関連の消費>では20代が9.3%、30代が9.2%、40代が4.6%となった。
その他、2019年に目立ったトレンド消費である<タピオカドリンク>では20代が42.7%、30代が35.0%、40代が27.4%となった。
それぞれの目的にお金を使った人を対象に、使った金額を尋ねる調査が行われた。<改元に伴う出費>にお金を使った人(20代・169名、30代・76名、40代・59名)の平均額は、20代が15,245円、30代が16,703円、40代が17,853円と年代が上がるほど高くなった。
<ラグビーワールドカップ関連の出費>にお金を使った人(20代・93名、30代・46名、40代・23名)の平均額は、30代が17,470円で最も高くなった。また、<タピオカドリンク>にお金を使った人(20代・427名、30代・175名、40代・137名)の平均額は、20代が2,980円で最も高くなった。
昨年「ブラックフライデー消費」をした人が使った金額の平均 20代10,893円 30代14,066円 40代12,823円
近年、スーパーやインターネット店舗などで、“ブラックフライデー”にちなんだセールが行われるようになった。ブラックフライデーとはアメリカ発祥の大型セールで、日本では勤労感謝の日(11月23日)頃から開始されている。
ブラック=黒にちなみ、黒色の商品や名前に黒がつく商品(黒毛和牛など)が安くなったり、値段が96円、960円などに設定されたりすることがある。
全回答者(20代・1,000名、30代・500名、40代・500名)を対象に、<ブラックフライデーは積極的に利用したい>かどうか尋ねる調査が行われたところ、『あてはまる(計)』は20代で41.1%、30代で37.6%、40代で32.8%と、若い年代ほどブラックフライデーの買い物に積極的であることがわかった。
ブラックフライデーの買い物にお金を使った人(20代・236名、30代・116名、40代・107名)を対象に、2019年に、ブラックフライデーの買い物に使った金額を尋ねる調査が行われた。平均額を年代別にみると、最も高いのは30代(14,066円)、最も低いのは20代(10,893円)となった。
“結婚しよう”と思える年収は? 「年収500万円あれば結婚に前向き」20代56% 30代57% 40代51%
ライフイベントと年収の関係について質問が行われた。
まず、全回答者(20代・1,000名、30代・500名、40代・500名)を対象に、結婚しようと思える世帯年収額を尋ねる調査が行われたところ、年収400万円でしようと思える割合(「年収400万円あれば」までの合計)は20代で41.0%、30代で34.8%、40代で30.0%、年収500万円でしようと思える割合(「年収500万円あれば」までの合計)は20代で56.0%、30代で56.8%、40代で51.0%となった。20代・30代・40代の半数以上が、年収500万円あれば、結婚をイメージすることができるようだ。
同様に、出産・子育て(1人)しようと思える世帯年収額を尋ねる調査が行われたところ、年収500万円でしようと思える割合(「年収500万円あれば」までの合計)は20代で44.9%、30代で45.8%、40代で36.8%、年収600万円でしようと思える割合(「年収600万円あれば」までの合計)は20代で55.5%、30代で58.4%、40代で50.4%となった。
「年収500万円あればマイカー購入に前向き」20代56% 30代57% 40代52%
全回答者(20代・1,000名、30代・500名、40代・500名)を対象に、自家用車を購入しようと思える世帯年収額を尋ねる調査が行われたところ、年収400万円でしようと思える割合(「年収400万円あれば」までの合計)は20代で42.2%、30代で38.2%、40代で35.8%、年収500万円でしようと思える割合(「年収500万円あれば」までの合計)は20代で55.6%、30代で56.6%、40代で52.2%となった。いずれの年代においても半数以上が自家用車の購入に前向きになれる年収は500万円だった。
同様に、住宅を購入しようと思える世帯年収額を尋ねる調査が行われたところ、年収600万円でしようと思える割合(「年収600万円あれば」までの合計)は20代で42.4%、30代で43.2%、40代で44.4%、年収700万円でしようと思える割合(「年収700万円あれば」までの合計)は20代で51.5%、30代で52.0%、40代で49.6%、年収800万円でしようと思える割合(「年収800万円あれば」までの合計)は20代で58.6%、30代で60.8%、40代で57.6%となった。
半数以上が住宅の購入に前向きになれるのは、20代と30代では年収700万円、40代では年収800万円だった。40代の住宅を購入しようと思えるハードルは、20代・30代より高めのようだ。