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とにかく今は飲みに行くな!新型コロナが終息したらもう一度行きたい五反田の「M次郎」

2020.04.18

わずか一カ月前。日本はまだこうだった!

 上州系のモツ煮込みの専門店が、五反田にできたって噂を入手!

「上州系のモツ煮込みって何?」

 っていう読者諸兄もいらっしゃると思いますが、まぁコレはオレが勝手に命名してるだけで、群馬を中心に北関東あたりの食堂でよく目にするタイプのモツ煮込み。

 ここらの食堂では、お品書きのトップが『モツ煮定食』なのが常識ってくらいの人気料理なのだ!

 その最大の特徴は、東京の居酒屋で見かけるヤツと違って、食材はほぼモツのみ。大根だの人参だのゴボウだのの野菜は皆無で、あとは店によってコンニャク少々。 そして味付けは極めて濃厚!

 ここ10年近く、オレはこの料理の虜でして、北関東を巡って何十軒もの店を食べ歩いているのだ。

 定食のメインおかずとしても抜群だけど、酒のツマミとしても非の打ち所なし! なにしろ地方の食堂って、夜に限らず地元客の呑み屋を兼ねてるような店が多いし。

 でね、その五反田の店を運営してるのが立ち食い蕎麦超大手チェーンの『Y太郎(仮名)』らしい。Y太郎には運営母体が2系列あんだけど、その一つは呑み対応の店も多くて、昔ボトルキープしてたくらいなのよ。当然この店も、その呑める方系列の運営らしい。

 そりゃあ行かざる得ないじゃない! 以上、前説が長くなりましたが、行ってきたよ、その名もなんと『M次郎(仮名』!!

 看板にはしっかりと“上州もつ煮”とも明記。この時点でグッときたが、メニューを見てさらに狂喜した!

 メニューのメインは、モツ煮の定食(680円~)なんだけど、しっかりと“呑みにも対応”というより“呑み歓迎”……いや! もはや“昼呑み歓迎”の店だった!!

 だって平日14時~19時という長時間のハッピーアワー、及び土祝日は終日、ハイボールに日本酒ワンカップ……そしてホッピーセットにバイスセットが200円!!

 ハイボールの200円ってのは珍しくないけど、ホッピーやバイスがセットで200円ってのは、おそらく都内でも底値じゃない?

 セット200円は一回限りで、その後の焼酎ナカのお代わりは、セットと同じ200円なんだけど、この価格には呑む前からちょっと酔ったよ!

 そんな気分で200円のバイスセットを、単品の『もつ煮(440円)』で呑む。

 チェーン系ならではの、あえて特出した個性は抑えたと思われる上州系モツ煮としてはスタンダードな味わいの煮汁の中に、トゥルンと煮込まれたモツが光る。

 そして一杯目のバイスサワーは、モツ一切れで消えた。それがこの店のモツ煮のツマミとしてのクオリティ! 卓上には、おそらくゴマ油で和えてウェットにした七味的な辛味調味料『赤鬼』ってのがあり、それを混ぜると、ゴマ油の香りが漂いますます旨い!

 ちなみに『赤鬼』の容器には、『赤鬼』って名称の横にカッコで『すりだね』と書いてあるんですが、それが一瞬“ずりねた”って見えるんだよなァ~。まだまだ煩悩だらけだなァ~、オレ…。

 それはともかく! お代わりした焼酎ナカをよく見て気付いたが、その量はしっかりとジョッキ半分。

 チェーン系居酒屋だと、このナカの量がセコい店があるが、200円なのに嬉しいぜM次郎!!

 その後は、焼酎ナカの再度お代わりとワンカップ一杯も追加して、モツ煮もちょうど完食。

 長居するタイプの店じゃないんで40分位の滞在だったけど、ハッピーアワーならぬ、まさしくハッピー40分!! 五反田来たら、絶対フラフラ入っちゃうわ

 以上。ちなみに今この店は営業自粛中である。それにしても、まだ呑気だった。

 早くまたこの店に呑気に呑みにいけるよう、今は呑みを我慢しましょうよ。それでものうのうと呑んでるヤツはいるんだよなァ~。そういうバカを見ると、市ヶ谷で、

「どうして気がつかんのだ!」

 と叫んだ三島由紀夫と同じ気分だ。

文/カーツさとう

コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。

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