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志村けんさんの死去で「悲しかった」が急上昇、新型コロナ報道で生活者の気分はどう変わった?

2020.04.15

テレビのニュースもコロナ、SNSで流れてくる情報もコロナ、家族、友人、同僚と交わす会話の内容も大体コロナ……

24時間ついてまわるといっても過言ではないこうしたコロナ禍の情報は、私たち生活者の消費心理にどんな影響を与えているのだろうか?

そこで今回、株式会社マクロミルが定点観測データから時系列で分析を行った調査結果を紹介していきたい。

なお調査対象は、全国20~60代の男女1,000名、国勢調査の人口動態の比率(エリア、性別、年代)に基づき割付が行われている。

注目の話題やニュースは「新型コロナ」に集中

注目されている話題やニュースを時系列に把握するため、自由記述回答をワードクラウド※1を用いて視覚的に示した(図1)。直近1カ月はどの週も、「新型コロナ」のキーワードが中心で、3月4週目に「オリンピック延期決定」、4月1週目に「志村けんさん死亡」も挙げられた。

図1 気になった話題やニュース

休校要請で高まった「不安」と「憂鬱」、志村けんさん死去では「悲しかった」が急上昇

生活者の「気分」の変化を、2019年12月から時系列で把握した(図2)。年が明けた1月から「楽しかった」「わくわくした」「うれしかった」というポジティブな感情は下降トレンドで、「不安だった」「憂鬱だった」というネガティブな感情は新型コロナの報道と共に上昇トレンドとなっている。

特に3月1週目に大幅な上昇を見せているが、これは3月2日から始まった全国公立小中高校の一斉休校のタイミングと重なる※2。

そして、新型コロナウイルスの感染により志村けんさんが亡くなられたという報道直後となる4月1週目の調査では、「悲しかった」という感情が急激に上昇するとともに、「不安」と「憂鬱」も再上昇した。

図2 週間センチメントの変化

景況感の低下、過去2度の消費増税時よりもさらに低下

景況感(景気に対する印象)については、「現在の身の回りの景気(以下、「現況」)」と、「2~3カ月先の景気の見通し(以下、「先行き」)」を用いて、景況感DI※3が産出された。スコアが50よりも大きければ景気が良い、50を下回れば景気が悪い、という判断になる(図3)。

過去2度に渡る消費増税では「現況」、「先行き」ともに大きく低下したが、今回の新型コロナの感染拡大では、そのスコアを大きく下回った。経済の不透明さによる消費者心理への影響の大きさが、この低下率から読み取ることができる。

図3:これまでの景況感DIの変化

1カ月先の消費予想は2020年2月3週以降、連続して低下

今後1カ月の消費増減予想を示す「消費マインド」(図4)は、スコアが50よりも大きければ消費が増え、50よりも小さければ消費が減るという消費者心理に基づく指標で、今後の消費全体の動きを予測することができる。「消費マインド」は年単位での周期的な特性があり、年末にピークが来て、年始に一気下降するという傾向は毎年の共通点だ。

「前年同週比(点線折れ線グラフ)」を見ると、2019年度は10月の消費増税直後に0.92まで下降したが、年末に向けて緩やかに回復した。しかし、新型コロナの影響が日本国内で深刻化してきた2020年2月3週目以降は低下し続けている。

図4:消費マインドの変化(2019年9月~)

※1:出現頻度が高い単語を抽出し、その頻度に応じた大きさで図示する手法
※2:一斉休校開始は3月2日(月)、定点観測調査は毎週水曜に実施されており、その直後の調査が3月4日(水)
※3:今の景況感(現況)は「良い(100点)、やや良い(75点)、変わらない(50点)、やや悪い(25点)、悪い(0点)」、2~3か月先の景況感(先行)は「良くなる(100点)、やや良くなる(75点)、変わらない(50点)、やや悪くなる(25点)、悪くなる(0点)」とそれぞれ点数を与えた時の平均値

出典元:株式会社マクロミル
https://www.macromill.com

構成/こじへい

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