
マスコミ業界の「仕事にやりがいを感じる企業ランキング」
キャリコネが発表した「マスコミ業界の“仕事にやりがいを感じる企業”ランキング」によると、1位は『リクルートホールディングス』。
同社は「価値の源泉は人」と考え、個人を尊重している企業だ。今回はリクルートホールディングスの働き方や取り組みについて紹介しよう。
リクルートは、1960年に大学生向けの求人広告を扱う広告代理店として創業しました。現在は分社化やM&Aなどによりグループ企業も多数。「Indeed」を主軸としたHRテクノロジー、HRテクノロジー以外のHR事業や住宅・結婚情報メディアなどを扱うメディア&ソリューション、国内外の派遣事業を扱う人材派遣の3軸を中心に幅広く事業展開している。
目標実現のための「Will Can Mustシート」の提出や報酬決定のベースとなる「ミッショングレード制」、社内事業に自由に応募できる「キャリアウェブ制度」などキャリア開発支援に注力している。ロジカルシンキングやマーケティングなど自分の志向に合った講座に任意で申し込める選択型研修プログラムなど、能力開発・スキル向上支援にも積極的に取り組んでいる。
また、グループ全体でダイバーシティ推進にも注力。個人が能力を最大限発揮できるような柔軟な働き方の実現を目指し、フレックスタイム制の導入をはじめとして、上限日数がなく、全従業員(会社間の同意・本人の希望があった派遣社員を含む)が対象のリモートワークの実施、2018年時点で全国約185か所に上るサテライトオフィスの活用など、先進的な取り組みを行っている。これらの姿勢が評価され、2014年「ダイバーシティ経営企業100選」に選定された。
「マスコミ業界の"仕事にやりがいを感じる企業"ランキング」
調査対象:『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「出版」「印刷」「新聞・テレビ」「ペイテレビ」「ラジオ」に記載の企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業
※「リクルートホールディングス」のグループ企業は掲載していない。「ベネッセホールディングス」は該当データがなかったため、出版事業を行う「ベネッセコーポレーション」のデータを掲載している。
調査内容:企業別にキャリコネユーザーによる「仕事のやりがい」評価の平均値を算出(5点満点)
対象期間:2016年4月1日~2018年3月31日
回答者:キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員
構成/ino